勇者ゆたすけの冒険
●第5章●
「ようこそ、編集長ワールドへ」


 リリザの町でのショッキングな出来事に身も心もズタズタボロボロになってしまった勇者ゆたすけは、無事に立ち直ることが出来るんでしょうか? (で、冒険はどーなったんよ?)


 

あたしたち デート中なの。
ジャマしないでねっ。

がーんっ  がーんっ  がーんっ  がーんっ  がーんっ  がーんっ  がーんっ

 はあ。もう冒険なんかする気が無くなっちゃった(まだ第5章なのにぃ)。ムーンブルク美しい王女なんて忘れて、ローレシアの町娘あたりで手を打っちゃおうかな。とにかく今日は寝ちゃおう。

 ゆたすけリリザの町の宿屋に入ると、夕食も取らずに翌朝までフテ寝をするのであった。ゆたすけはこのショックから立ち直れるのか!?

 そして翌朝。「さあ、冒険するか」 もう立ち直ってる....。

 ゆたすけサマルトリアの城ではなく、南の大陸への道を進もうとした。が、そっちのモンスターは(今のゆたすけには)超強烈。魔法を使えないゆたすけにとって、複数の強烈なモンスターを退治するのは至難の技だったのだ。くっそー。何でぼくは魔法が使えないんだ?

 そりゃあ顔は良いスタイルだってバッチグーだし、ファッションセンスもチョベリグだ。剣の腕も百人力だし、自慢のマシンガントークもめちゃイケって感じぃ? でも.... 魔法が使えなきゃ話にならないのでございますー(いきなり丁寧語)。

 それに.... もしかしたら3人でないと出せない必殺技というのがあるのかもしれない。「3人揃ってゴレンジャー!!」(あとの2人はどーした)みたいな、パーティーで力を1つに合わせるようなシチュエーションがあるのかも。やっぱりぼく1人でムーンブルクを目指すのは無茶な話なのかも。

 ぼく、いま目が覚めたよ(じゃ今まで寝てたのか?)。(レオナルド熊の声で読むところ)

 ゆたすけ本来のストーリー進行に戻り(笑)、一路サマルトリアの城を目指すのであった。

 そもそもサマルトリアの王子が仲間になってないと、南の大陸へ通じる祠って通してもらえないんだよね(笑)。


 「全然話が進んでないじゃねーか」というツッコミにもめげず、編集長の筆はすべるばかり(爆笑)。果たして読者はこの編集長ワールドについて来られるんだろうか(笑)。

 ということで、は本当に世界を救えるのか!? 次回をお楽しみに....。

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