多くの勇気ある若者が
ここ ラダトームから旅に出て
そして 死んでいった…。
ゆたっちよ。おまえを
死なせたくないものだな。
じゃあ、お前が竜王やっつけに行けよ
こんなスタート地点の町に、早くも鍵がないと開かない扉が出て来た。何だよ、こりゃ。くーっ。いやがうえにも盛り上がっちゃうねえ。
さっそく武器・防具の店でこんぼうとぬののふくを手に入れる。よっしゃー。いよいよ冒険開始だ(まだ始めてなかったんか)。やったるでー。
町を1歩出ると、すぐにあの懐かしいメロディーが聞こえて来る。ぽっぺっぽっぺっぽっぺっぽっぺっ....(「うろいん」かい) いやー。懐かしいなあ。でも、本当のことを言うとラダトームの城から町へ移動する時に、すでにこの音楽は聞いていたんだけどね。いや、そんなことはどうでもいいのだ。いきなりゴージャスな造りの竜王の城が見えるし、やっぱり盛り上がっちゃうよなあ。
すっかりご機嫌のゆたっちは、鼻歌なんぞをふんふん歌いながらフィールドを歩いてみることにした。1歩、2歩、3歩....。びかびかっ(画面がフラッシュしたことを的確に表現した名フレーズ)
スライムが あらわれた!おおっ。出やがったな。待ってたぜい(どっちなんだ)。
しかし.... あれ? あれれ? 何か、ファミコン版とはずいぶん違う姿をしてるじゃねえか。確かに輪郭とか顔のつくり(笑)なんかはまるっきり一緒だ。だけど、何だかずいぶん立体的になったじゃねえか。色数が増えて、影なんかついちゃって、輪郭もはっきりしちゃって。かあーっ。これがスーパーファミコンってやつかい? へええ。おじさん、驚いちゃったなあ。
こんな調子じゃ、おれ、プレステなんかで遊んだ日にゃあ、びっくりして死んでしまうかも知れない(笑)。
そんなこんなで、例によってぜんぜん冒険が進んでいない、名ばかりの冒険日記。次回はどうなりますことやら。