勇者ゆたっちの冒険
●第3話●


 城の1階には兵士だけでなく子供から老人まで色々な人たちがいて、人々との会話だけでも楽しめるようになっている。中でも、
うっ うっ ローラ姫さま…。
ぐすん ぐすん。

 などと仰向けに寝転がりながらめそめそしている兵士が気に入った。泣いてないで助けに行けよ。だらしねーなー。

 城の裏庭では、戦いもしないくせに不平不満ばかり言っている若いカップルがいちゃついている。

彼女と いつまでも
こうして いっしょに いたい。
こんな ボクの気持ちも
まものたちに ふみにじられる日が
来るのでしょうか。

彼と いっしょにいると
世界を 闇が おおうなんて
イヤなことも 忘れられるわ。
でも それは ウソ……。
世界が ほろべば
私たちの愛も 終わってしまうって
彼が そう いうんです……。

 そんなこと無いってば。じゃ、元気が出るようにぼくが歌ってあげるよ。
 命短しぃ、恋せよ乙女ぇ

ひいいいいぃ〜っ
  思い知ったか。

 ところで、勇者ゆたっちは大した装備もしてないくせに、グラフィック上は何ともゴージャスな格好をしているように見える。でも、やっぱりこれって“ロトの伝説の武器・防具”だよなあ。最初っからそんな重装備のわけないよなあ。

 そんなわけで、この冒険日記では装備に合わせたイラストでお届けしようと思っています。例えば今はまだ何も装備していない状態なので、ゆたっちの姿はこんな感じ。


 というわけで、編集方針も固まったことだし(笑)、次回からようやく冒険が始まります(遅いよ)。こんなにのんびりしてても良いのかな?

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