ショレの戦い
レシェル将軍の報告



 レシェルから公安委員会への報告、10月19日

 17日午後2時、約3万人から成る反徒の大軍が、彼らの行軍を隠す森を利用して来襲し、唐突に我々をショレ前面の丘で攻撃した。我々の前衛部隊は、数の差に圧倒され、布陣していた前哨線を放棄することを当初は強いられた。騒然とした反徒の群れは、彼らの最も有名な指揮官に率いられ、恐るべき砲兵に先導されて大胆に前進したが、すぐ我々の軍団に食い止められ押し返され、そして盗賊どもの敗走は決定的になった。彼らは12門の大砲を我々の手に残した。我々は彼らをたゆまず追撃し、広い戦場にはあちこちに死体が散らばっていた。デルベとボンシャンは致命傷を負った。経験した中で最も致命的だった反乱軍の損害は推測するのも難しい。我々の損害はそれほど深刻なものではなかった。我が軍の1個師団は敵を4マイル追撃し、深夜過ぎに盗賊どもの主な避難所であるボープレオー前面に到達した。彼らの哨兵は喉をかき切られ、我々はそこに突入し、そして多くの敵を殺した後で、彼らは再び壊走した。市内では火薬工場、多くの貯蔵硝石、大量の大砲と弾薬箱が見つかった。

"Guerres des Vendéens et des Chouans contre la République française, Tome Deuxième" p277


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