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押しボタン式スイッチの利用
押しボタンスイッチには,動作機能により幾つかの種類に分ける事ができます。
1.モーメント動作・・・・・・・・・スイッチの動作後、ボタンを離すと初期状態に戻るスイッチ動作。
2.オルタネイト動作・・・・・・・1回目の動作時は、内部に設けた機械的なロック機構により動作状態が保持され、
2回目の押し操作でロックが解除するスイッチの動作。
3.ブッシュプル動作・・・・・・・引き戻す事でロックが解除されるスイッチ動作。
4.プッシュロック・ターンリセット動作
・・・・・・・・ひねりによりロックが解除されるスイッチ動作。 等です。
スイッチには、電流や電圧に関する規格や形状・大きさ・操作の堅さ・操作方法等・多種多様な分類方法があり
用途により使い分けが必要です。
特に入力操作を意識して製作する「スイッチ」は、学習内容や活動の意図を明確したいものです。
また、どの様な意図で製作するにより、製作手順や費用・時間が変わります。できだけ容易異なで安価な方法を考え行きたいと
思っています。
製 作 例 (モーメント動作を中心に!)
(1)太鼓スイッチの製作
(2)3色スイッチの製作
(3)具体物操作を利用したスイッチの製作
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(1)太鼓スイッチの製作
外観はちょっと小汚い感じがするスイッチですが、子ども達には人気があります。
「太鼓スイッチ」とJaBabaは呼んでいますが、大したものではありません。ゲームセンターや昔のゲームのコントローラのスイッチを
利用し製作しています。外観は、段ボールにポスターからで茶色に色を付けただけです。
「太鼓スイッチ」の概略図です。点線の丸がスイッチのだいたいの位置です。
上のスイッチをゲームセンター等でよく見かけると思います。スイッチ操作が軽くて、色々な種類の大きさ・色を選べます。
使用目的に合わせて手頃な物を選択してください。
ここでは、真ん中の大きさ(直径 3cmぐらい)の物を使用しました。そのスイッチを数個並列につなぎ、上に段ボールの板を
丸く切り貼り付けました。約25cm近くの大きなスイッチを製作しました。
四角い段ボール板に、「太鼓スイッチ」と同様にスイッチを取り付けると「ボール投げの”的”」になります。
子ども達の好きなキャラクターを付けると楽しく遊べます。
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(2)3色スイッチの製作
「3色スイッチ」ご覧の通りのスイッチです。「三色弁当」(大学時代お金が無くなると、この様な名前のお弁当を食べました)?
「信号」の様な入力スイッチです。(もちろん、入れ物はタッパです。)
上の図 「並列つなぎ」 下の図 「直列つなぎ」
上の図の様に、並列つなぎか・直列つなぎかによって用途が異なります。写真の「3色スイッチ」は、「並列つなぎ」にしていて、
どの色のスイッチを押しても入力できます。
製作のきっかけは、腕に緊張(麻痺)があり自由にコントロールしづらい子どもが、腕を伸ばす訓練をしながらコンピュータで
学習する為に製作しました。
これまで、使用例は少ないのですが、直列つなぎにして何人かで協力してスイッチ操作をすることで画面の変化や音を鳴らす
様な学習に利用しました。
(例 紙芝居で、全員で協力して操作しないと次に進まない様にした。)
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(3)具体物操作を利用したスイッチの製作
完成品からご覧下さい。
入力操作を直接手で行うのではなく、具体物を操作して行います。
製作方法
ご覧の通りです。(100円ショップの容器で、ふたの部分にスイッチを! 底の部分を丸く抜きました。)
以前は、牛乳パックの下にマイクロスイッチを付けた物を利用していました。
しかし、以下の写真の様に一度に2個のスイッチを押してしまうこともあり、誤動作の原因になっていました。
(プルグラムのレベルが低く、対処出来なかったのも理由の一つですが (^^;) (>_<) )
以前 利用していた「具体物入力スイッチ」 「具体物操作を利用した、数量の学習場面 DOS版」
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