パラオ
     2004年8月
     今年の台風は、パラオまで追っかけてきた。
「ブルーコーナーに行けない。」などということが我が身に起ころうとは、
夢にも考えていなかった。
波が高く、ポイントまでにびしょぬれになってしまうし、さんざんだったが、
それでも海はそれなりにきれいだった。
パタゴニアのウィンドブレーカーは、ペラペラで軽くてかさばらないが、
波をかぶっても平気だし、あたたかだった。
すぐに水洗いできるし、ソフトボール大くらいの大きさになるので、
ウォータープルーフバッグに簡単に入って、
ダイビングのお供には、お奨めである。

    パラオへのアクセスは、
まだ、関空からの直行便が再開されたことが
一般に、行き渡ってないらしく、飛行機は空いていたし、
ダイバーはあまり多くなかった。
直行便以外では、
関空からは、コンチネンタル航空が撤退したので
グアムや台湾でのトランジットの待ち時間がとても長くて
いっぱい休める人でなければ、辛い。

    パレーシアホテルは、中国系のホテルで
今回は、中国人だらけで、ちょっと嫌になった。
何しろ、彼らは傍若無人というか、騒がしいし、
何でも「われ先に。」という感じで、うっとおしかった。
今度からは、別のホテルにしよう。
パレーシアホテルは、高いだけで、意味が無くなってしまった。
我々ダイバーにとっては、
部屋が清潔で、ある程度ゆとりがあって、
お湯のシャワーが出たら、ホテルは合格である。
欲を言うなら、
市内で、歩いて美味しい店に行けるロケーションがあればそれでいい。
オーシャンビューなど”くそくらえ”である。
だって、毎日潜ってるんだもの。

     パラオの町には、美味しいものがいっぱいである。
焼き肉もタイ料理もインド料理も中華も美味い。
日本料理は今ひとつ(食べてないからわからない。)の感じ。
現地のサービスの人に情報を聞けば、紹介してくれる。
ただし、1人前の量が多いので食べきれないから、
注文しすぎないように。
あまったら、お持ち帰りもOKだけど、
持って帰っても、とうてい食べられるもんじゃない。
でも、何となく持って帰らないと行けない雰囲気があって
ほとんど箸も付けない料理があると、
店の人が勝手にオリに入れてくれる。
こんな時は、ホテルの従業員にあげても良いらしい。
僕たちは、それを知らなかったので、
ホテルの前のゴミ箱に捨ててしまった。
とにかく、量が多い。
一人で一人前は、若くないと無理である。


 

               



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