DIARY

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      8月28日    2009
      
済んでしまったことだけど・・・
      またしても、長い間サボってしまった。
8月23日に珠洲トライアスロンに出場して
目標の7時間切りは果たせなかったけど、
昨年よりかなり時間は短縮できて、
7時間7分で無事に完走できた。
年代別順位では6位で、まぁまぁ納得の結果であった。
今回もしんどかったが、ワーファリンを服用していたので、
静脈血栓症のことはすっかり忘れていた。
家に帰って、風呂に入るときに乗った体重計の表示が60kg。
減っていると思ったのに、逆に増えている。
朝ご飯を3杯もおかわりしたせいだろうと気にも留めなかった。
25日は、夜に体重を量ると61.5kg。
すこし、靴が履きにくい。
ふと足を見るとやけに太くなっている。
押さえるとボコッとへこんだままである。
しかも両足が・・・。


また、やってしまったと気がついた。
早速、翌朝26日の朝一番に
薬屋さんに頼んで血栓溶解剤のウロキナーゼを持ってきてもらう。
昼に36万単位を打ってもらったが、
浮腫んだ足の血管はなかなか見つからない。
それでも、看護師さんが、がんばって入れてくれた。
翌日は少しマシな状態だが、むくみは強い。
思い切って48万単位を打ってもらった。
昼に静注して、夕方までに何度もトイレに行くようになって、
夕方にはかなりむくみは改善した。

ご機嫌でビールを飲んで、夕食を食べ終わった頃に、
突然、視界が狭くなった様な変な感じと
座っていられない「クラクラ感」が出現して
体中から汗が噴き出してきた。
「血圧が下がっているな。」と感じた。
脈を触れてみると、拍動はしっかりしている。
リズムから判断して50台/分くらいである。

椅子から移動して横になったらみるみる楽になった。
結局どうしてそうなったのかは分からなかったが、
お酒を飲んだ後に、ひっくり返るおっちゃんがいるのは
このことだということがわかった。

    ところで、今世間は
新型インフルエンザと選挙の話題でいっぱいである。
いくら騒いでみたところで、
新型インフルエンザは
国民の半数以上が数年以内に感染することになるだろうし、
新しい国政は、民主党が司ることになるに決まっている。

インフルエンザワクチンは、
取り合いになりながらあちこちで打たれるのであろう。
ちなみに、
僕は打たない。
効果も分からなくて、
副作用の危険は間違いなくある代物である。
インフルエンザにかかっても、
しばらくしんどいだけで治るのに
そんなリスクを踏む気にはなれない。

    この新型インフルエンザに関して、
世の中のほとんどの人が忘れていて、
報道もされない重大な問題点がある。
「どうして、こんなインフルエンザが出てきたのだろうか?」
ということである。
僕は、この新型インフルエンザは、人災だと思っている。
つまり、自然に発生したモノではないということである。

今年の2月に
メキシコのラグロリアという村に住む5才の男の子が高熱を出して、
のどから取った検体から新型インフルエンザが確認されたのが
最初である。
このラグロリア村にはアメリカ資本の大規模な養豚場があり、
糞の処理などで住民とトラブルになっていたのである。
そして2月以降、住民の6割に症状が広がった。
養豚会社もメキシコ政府もインフルエンザとの関連を否定しているが
そんなわけないのは明白である。
ちなみに、
政治的な力に守られた養豚場の会社名は

スミスフィールド社
という。

この会社はアメリカ最大の養豚会社で、
この会社の豚肉の9割は日本に輸出されている。

何万頭もの豚が密集状態で、
大量のホルモン剤と抗生剤を投与されて
工場製品のように育てられているのである。

「こういう飼育は、変異ウィルスを生み出す生産工場にもなる。」
と、医学会は警告を出していたのである。
そうして、劣悪な労働条件で働かされていた農場労働者が
まず犠牲になったのである。

以前にも書いたが、
自然界のウィルスが強毒性になる可能性はきわめて低い。
なぜなら、自然はバランスを取るからである。
宿主が死ねば、自分も死んじゃうのだから・・・。

   起こってしまったことは仕方がないけど、
次が起こらないように、
何らかの対策がなされないといけないが、
どうやらその気配はない。
報道さえされないままに、
このまま忘れされられてしまいそうである。
こんなことで良いのか?

結局のところ、「怖い怖い」と騒ぎながら

その
怖いインフルエンザは、
実は人間が作り出している
ことに
早く気づくべきである。

この先、
タミフルの乱用で
この新型インフルエンザが強毒性を獲得しないことを
祈るばかりである。



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