■鬼剣舞

鬼剣舞（おにけんばい）は、民俗芸能の念仏踊りの一種で、鬼の面を着けての男らしい踊りです。剣舞とは修験道から来た言葉だそうです。鬼剣舞は岩手県各地にありますが、北上市はその中心地のひとつです。市内には○○鬼剣舞といういくつものグループがあります。地域の伝承ですから、小さな子供のうちから練習しているようです。剣舞は激しい男踊りで、踊り手が「ウォー」とかけ声をかけると、勇壮さが引き立ちます。

北上市では８月初旬（１９９９年は８月６−８日）に、岩手県各地の民俗芸能を集めた「みちのく芸能祭り」をやっています。写真は相去鬼剣舞です。力強くすばらしい踊りです。