1.色相(Hue) |
「いろあい」を示す属性で、色知覚が等間隔になるような10色相を基本とし、各色相にはさらに0〜10の目盛りが付けられています。下図の様に色相を円形に表したものを、色相環と言います。 |
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2.明度(Value) |
「あかるさ」を示す属性で、色相とは関係なく、無彩色を基準として理想的な黒を0、理想的な白を10として知覚的に等間隔に分割して表します。 |
明度を示すスケール(参考図)
3.彩度(Chroma) |
「あざやかさ」を示す属性で、その色の中の純色成分の含まれる度合いを表し、無彩色を0とし純色との混合比率を上げていくと色は鮮やかになります。 |
色相5G 彩度と明度の配列(参考図)
明度(V) |
C(彩度) |
マンセル表色系では、色の3属性「色相(H)」「明度(V)」「彩度(C)」の記号と数値を使って色を表現します。 例えば色相が5G(緑の色相の中心)、明度が6、彩度が8の色は「5G 6/8」と表します。 ただし、無彩色はNの後に明度の数値を付けて、例えば明度が7.5の場合「N7.5」と表します。 |
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