管理人   更新日:2001.08.15

 管理人のこと Ver.2001

 『下級生』の静香先生が好き。  麗子涼子ちゃん麻紀さんも捨て難いがやっぱり静香先生が一番。  先生と言えば『同級生』のよしこ先生真子先生もいい。  『同級生』では他にかおりさん麗子さんが好き。  『同級生2』の美佐子さんも素敵。 あれれ、みんな年上キャラだ。  でも年上と言えば静香先生。  他のエルフ作品では『YU−NO』の亜由美さんが抜群。  冬馬由美井上喜久子、最高。  ちなみに静香先生雪絵れな。 最近結婚されたそうでお幸せに。  雪絵れなの代表作は『コジコジ』のうめばち姫。  『コジコジ』で雪絵れなと共演した高乃麗は『サクラ大戦』のマリアで魅力爆発。  織姫グリシーヌもナイスだが、やっぱり『サクラ』はマリアに尽きる。  『悠久幻想曲』にもマリアっていたけど、これは興味なし。  でもイヴ由羅はいい。 声もピッタリ。  由羅役の佐久間レイは『YU−NO』の美月さんも良かった。  関係ないが、レイと言えば綾波。  悔しいことに綾波も好き。 でも『エヴァ』はやっぱりミサトさんでしょう。  大人の色気ムンムンだ。 しつこいようだが静香先生も大人の色気ムンムンだ。  雪絵れなはPC−FX版『きゃんきゃんバニー エクストラDX』にスワティ役で出演してるらしいが、残念、FX持ってない。  『きゃんバニ』では『プルミエール2』の有紀さん亜矢子ちゃん友恵さんがいい。  ほとんど全員だね。 同じF&C系の『Piaキャロ2』なら葵さん春恵さんが秀逸。  特に葵さんはショートカットで萌え萌えだ。  ショートカットと言えば、これだけは外せない『ときメモ』の清川さん。  ショートカットキャラグランプリは清川さんに決定。 おめでとう。  次点は『センチメンタルグラフティ』の七瀬優でした。 えっ、はショートカットじゃない?  でも好きだからOK、OK。 『センチ』なら他に遠藤晶も好き。  でも、『センチ2』ではなんで前作の主人公が死んでしまうんでしょうか? 納得できない。 納得できないと言えば、『星界』、『薬師寺涼子』シリーズはなんであんなに刊行が遅いんだろう。  ラフィール涼子も好きなのにぃ。  まだまだ行くよ。 『ビッグオー』のドロシーは無表情だけどかわいい。  無表情系なら『ナデシコ』のルリもいいね、TVじゃなくて映画版の方だけど。  『北へ。』の薫さんはここ最近でいちばんのヒット。 素晴らしきかな榊原良子。  『こみっくパーティ』の南さんは包み込むような母性でラブリー。  『To Heart』の委員長は巨乳眼鏡っ娘で萌え〜。

でもやっぱりいちばんは静香先生。 母性+巨乳で最高かつ最強。  静香先生の前に静香先生なし。  静香先生の後に静香先生なし!

 琴平五郎はこういうヤツです。 まだ聞きたい?(←もういいです)




 続・管理人のこと 〜雪絵れなサマ遭遇記〜

 1999年師走、場所は東京お台場ビッグサイト。 私は冬コミで賑わう東ホール内を足早に移動していた。 目指すはケ33−b「星のねこ舎☆」。 静香先生こと雪絵れなサマのイベントでしか購入できないCD『Stroll』(7曲入り2000円)を手に入れる為である。
 あそこだ、ケ33−b。 間違いない。 つくつんサンのHP「つくルんです」で知って以来はや数ヶ月、ついに私は念願のCDを入手できるのだ。
(ん? あそこで可愛らしいベレー帽を被ってにこやかに接客してらっしゃる麗しき女性は、ま、まさか雪絵れなサマご本人!? お顔は存知あげないので確信はないがきっとそうだ、そうに違いない! 違ってたらその場で号泣しよう。 違ってなくても号泣しよう! あぁ、休日にわざわざ東京のはずれ、お台場まで足をのばした甲斐があった。 毎日仕事で来てるけどね)
 などということを考えてると、目の前を『エヴァ』のミサトさんのコスプレをした女性が通り過ぎ、一瞬、眼を奪われる。
(あぁ、ミサトさん、ミサトさぁん! 20話のアハ〜ンでウフ〜ンなシーンが忘れられません。 ビバ!三石琴乃! 帰ったら早速ビデオを見よう。 テープが擦り切れるまで!)
 ハタと我に返った時、それまで途切れることのなかった「星のねこ舎☆」前の客の列に若干の隙間が。 チャンスだ。 買うなら今しかない。 高まる鼓動を抑えつつ、私は雪絵れなサマ(と思われる人)のいらっしゃるブースへと突進した。
 ブース前に到着するなり逸る気持ちを抑える為に深呼吸を一回、裏返らないかと心配しながらも、目の前にいるベレー帽の女性に声をかける。
私「あっあのすいません、一枚お願いします」
 一瞬その女性は困或した表情を浮かべたが、すぐに笑顔で聞き返してきた。
女性「えーっと、どれをでしょうか?」
(し、しまった、売り物はCDだけではないんだ! 机の上には数種類の本やグッズが置いてあるではないか! 落ち着けぇ、落ち着くんだぁ。 2年前の長く苦しい失業期間のことを思い出すんだ! いや、それは思い出したくないぞ)
 混乱する頭の中でなんとか次の言葉を探し当てて言い直す。
私「あ、すいません、これを・・・CDを一枚」
 するとその女性は、はにかんだ笑顔をこちらに向けて言った。
女性「えっ? あのぅ、私のCDなんですけどよろしいんですか?」
(あぁ、やっぱり雪絵サマご本人だったんだ! しかもなんて謙虚なことを! もちろんいいんです。 私は今日そのCDを買う為だけにここに来たんですから!)
 つい5分程前に挨拶に行ったサークル参加の知り合いのことなど、私の頭の中には既に存在していなかった。 ゴメンナサイ、織藻サン。
私「はい、お願いします」
雪絵サマ「よかったらサイン書きますけど?」
 痺れはじめた脳髄の中を思考が一気に駆け巡る。
(そ、そんなことまで!? 書いてください、そのピンクのボールペンで私の白い肌に赤いミミズ腫れができるまで書き殴っちゃってください!)
 シャツのボタンに手をかけた瞬間、なんとか歪んだ思考を中断させた私は震える声でこう言った。
私「あっすいません、お願いします」
雪絵サマ「お名前は?」
 雪絵サマの優しい気配りに目頭が熱くなるのを感じながら、出来るだけ丁寧に説明する。
私「えーっと『ことひら』です。 漢字の『琴』に平らの『平』です」
 ホントは『琴平』と書いて『きんぴら』と読むのだが、そんな恥かしい名前で雪絵サマのお耳を汚すくらいならこの場で舌を噛切った方がマシである。 雪絵サマ、このささやかな嘘をどうか許してください。
雪絵サマ「難しいお名前なんですね、『こと』は王冠の?」
(スイマセン、スイマセン、今度からはもっと簡単な名前にします。 そうだ、『薔薇色の鯖』なんてどうだろう。 ところで『醤油』って書ける?)
 などととりとめもないことを考えながら、私は頭を縦に振り続けた。
雪絵サマ「あの、私のこと知ってらっしゃいますよね? どういう方面で?」
 細い指先とピンクのボールペン、その鮮やかなコントラストに魅入っていた私はその言葉で現実に引き戻された。
私「はい、ゲ、ゲームとかで」
 瞬間、脳裏に浮かんだ静香先生のあられもないお姿。 体中の血が鼻に向かって逆流をはじめる。 鼻の穴手前2ミリまで迫った血流を気力で押し戻す。
(雪絵サマの前で醜態を晒すわけにはいかない。 がんばれ赤血球! あれ、白血球だっけ?)
雪絵サマ「ここの事はどこでお知りになったんですか?」
 口の中を錆びた鉄の味で満たしながらも、なんとかそれに答える。
私「あ、はい、つくつんサンのHPで」
雪絵サマ「そうなんですか」
私「はい、あの、僕も最近HP立ち上げまして、雪絵さんにもいらしていただいたことあるんですけど・・・」
 そう言った途端に自分の顔が赤くなるのを感じる。 雪絵サマの屈託のない笑顔にほだされてとんでもない事を口走ってしまった。
(バカ、バカ、俺のバカ! なんで余計なこと言うんだ! 名前を聞いてわからないなら、そんなこと覚えてるハズないじゃないか。 あぁ、穴があったら入りたい。 無職の身に戻りたい。 いやだっ!戻りたくないっ!!)
 俯いたまま激しく自分を叱責する私の耳に、信じられないような言葉が飛び込んできた。
雪絵サマ「あ、そーか、そーか。 私なんで『琴平』さんって知ってるんだろうと思ってたんですけど。 はい、はい、ああ、そうだったんですか」
(あぁ、なんて優しいんだ! 例え雪絵サマが覚えていなくて、一ファンの戯れ言に口裏を合わせているだけだとしても、そのお心遣いだけで幸福です。 ありがとうビッグサイト、ありがとう石原都知事! 世界中にI Love You! ところで『大江戸線』ってネーミングだけどさぁ・・・)
 もはや人目も気にせず泣き崩れる私に更なる優しいお言葉が。
雪絵サマ「あ、じゃあこれあの良かったら。 スワティの声が入ってるテープなんですけど、スワティご存知ですか?」
(もちろん知っていますとも! 雪絵サマが声をあてたPC−FX版『きゃんきゃんバニー エクストラDX』のスワティですね? FX持ってなくてもそれだけは知ってます。 えっ、そのテープをくださる!? あぁ、僕は今日12月25日のことを一生忘れません。 毎年この日にはケーキを食べてお祝いします。 って、それ普通のクリスマスじゃん!)
私「あ、はい、知ってます。 あのすいません、ありがとうございます」
 既に呂律の回らなくなった口でやっとそれだけ言うと、私は震える手でCD代として五千円札を差し出した。
雪絵サマ「はい、ありがとうございます」
 おつりを手渡してくれた時の雪絵サマの天使のような笑顔が、私がその冬コミで覚えている最後の光景である。
雪絵サマ「またかいてくださいね」
 それは『またつくつんサンの掲示板に書いて下さいね』という意味なのか、それとも『また静香先生を描いて下さいね』という意味なのか。 薄れ行く意識の中でそんな事を考えながら、私は最後の気力を振り絞ってこう言った。
私「はい、ありがとうございます。 あの、がんばってください。 じゃあ、失礼します」
 最後の方は言葉にならなかったので仕方なくアメリカ仕込みのボディーランゲージに頼ったが、優しい雪絵サマのことだ、きっと気持ちだけは伝わっただろう。
 準備会のスタッフに両脇を抱えられて退場する私に東ホールを揺るがすほどの拍手が送られたらしいのだが、失神していた私はもちろん覚えていない。 その後どこをどうやって自宅まで辿り着いたのか当の私でさえわからないのだが、その手には雪絵サマのCDとカセットがしっかりと握り締められていたのだった。

 事実を七割くらい歪めてお送りしました。
 琴平五郎はほぼこういうヤツです。 あぁ〜、握手してもらえば良かったナリ。



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