★ 平塚毒ガス問題研究会と旧海軍跡地を歩こう!
講師:北宏一朗氏 (毒ガス問題研究家)
4月15日 日曜日 午後1時 平塚市博物館前集合
毒ガス問題で話題となっている場所を歩きます。参加費:資料代300円
★ 環境省調査により原材料発見、その後の処理が始まる予定
環境省は2006年11月28日、平塚の旧相模海軍工廠化学実験部跡地近くの土壌から毒ガスの原材料の白い塊を発見したと発表。この塊は、小石大で5m間隔のボーリング調査で約17kg確認回収されたが、汚染範囲が約700uでどれ程埋まっているかは不明。フェニルアルシンオキシド(PAD)という旧海軍製造の毒ガス、特薬2号(あか剤)の原料そのものの発見であり、土壌・地下水の汚染は深刻である。現場はかって毒ガス原料のドラム缶(500本)に入れて野ざらしにしていてた場所近く。 (詳細は次号)
http://www.env.go.jp/chemi/gas_inform/sonota_singi/gas/youshi18_03.html
平成18年度 第3回 国内における毒ガス弾等に関する総合調査検討会
平塚市における環境調査の結果について(お知らせ文書案)
★ 本の紹介
『住民訴訟の上手な対処法−監査請求から訴訟までの理論と実務〔改定増補版〕』
秋田仁志・井上元編民事法研究会5000円(税別)
地方自治法第242条第1項により住民監査請求を提起するところまでは比較的容易に取り組めるが、その先の住民訴訟となると敷居が高い。また監査委員は行政に有利な判断をする傾向がある。そうなると地方裁判所に訴訟として持ち込むしかないのだが、弁護士に依頼するのはお金がかかるし、素人が訴状(書類)を書くのは大変である。そういう人にお薦めしたいのが本書である。監査請求による住民訴訟費用は13000円+送料5000円(残れば返ってくる)。一人でも裁判を起こすことが出来るので大変だけどやってみる価値はある。 (小林)
★ 『いまなぜ憲法改正国民投票法なのか』
井口秀作・浦田一郎・只野雅人・三輪隆【編】蒼天社出版 1050円
このままではとんでもない国民投票法ができてしまう。平和憲法が危ない。
★ 映画『日本の青い空』
大澤豊監督作品 企画・製作「日本の青い空」製作委員会・有限会社インディーズ
8月10日(金) 午後2回上映の予定
中央公民館 詳細は後日お知らせします。
内容:戦後まもなく民間人が憲法草案を作成した。そこに参加した憲法学者鈴木安蔵を取り上げ、日本国憲法の誕生について明らかにした映画。
主催:「日本の青空」上映実行委員会
問合せ:+αまで
★ 憲法学習会
4月26日(木)19:00〜
ひらつか市民活動センター
憲法のNHK放映特集番組を観ます。無料
主催:「日本の青空」上映実行委員会
問合せ:+αまで
★ 冊子『ゴミを活かす私たちの方法』
平塚市環境政策課環境ファンクラブに参加する有志が集まりゴミの有効活用に関する冊子をつくりました。ユニークな便のエコロジー利用も掲載。ご利用ください。問合せ:+αまで
★ 訂正
前号で二宮町廃棄物政策の記述「二宮町は自分たちの首を絞める政策を主導した企業を」は、「二宮町は自分たちの首を絞める政策を主導した可能性のある企業を」に訂正します。 (小林)
★ 福島菊次郎氏 活躍中!
+αNo.21でご紹介した写真家福島菊次郎氏の彫金展が開かれます。また社会問題を鋭く問いかける写真パネルの貸し出しを行っています。ご利用ください。 問合せ:+αまで
福島菊次郎彫金展「生き物たちの詩(うた)」
茅ヶ崎 ギャラリー街路樹 彫金販売あり
6月9日〜15日(11時〜18時 最終日17時)
福島菊次郎講演会
6月16日14時〜17時 参加自由
明治大学リバティータワー地下1F (JR御茶ノ水駅近く)
★ 地方自治法 60歳
昭和22年5月3日憲法と同時に施行された地方自治法が今年で60年になる。地方自治法は、戦前の中央集権による国家統制が戦争につながった反省から生まれた法律である。市町村が国と対等の関係であること、地域のことは地域が決めること、法令遵守義務など、地方自治の本旨による健全な社会運営を法制化した。地方自治法がもっと理解され、活用されることが望まれる。また、憲法・地方自治法とも政策運営の目標を国民・住民の福祉と宣言している。これは生命財産が守られ幸福に暮らすことである。この政治の基本が守られているか、チェックし、信託するのが選挙である。市民の権利を行使しよう。 (小林)