日常茶飯

[注意] Netscape 4.x では日付が表示されません。このページ半月経つと移動します。
#89 
目次

ハイボールに檸檬

 フジテレビ「医龍2」をみる。 久しぶりにゆっくり見ることが出来た。 どう云うわけか、みている途中で電話がかかってきたり、用が出来てテレビから離れたりしていたのである。 手術ティームの大将、坂口憲二は格好いいけれど、佐々木蔵之介の役所(やくどころ)が決まっている。

 麻酔医の大塚寧々は<チョコ中毒>でどうしたの。 と思っていたらそれには<深い理由(わけ)>があって、それが今回のはなし。 目出度く、<中毒>は治り手術に加わるようになる。 でも、憎まれ役の岸辺一徳が胸を押さえて倒れるのは安易な展開じゃないか。 まあ、悪徳医者が患者に転落するのは気味は悪くないけれど。

 さて、今夜は寝酒にシングルモルトの余市(年数のついていない安いほう)でハイボール。 夕飯に食べた牡蠣フライ(広島産で美味しかった)につかったレモンが残っていたので、 冷蔵庫から取り出してグラスのなかに搾ってみたら、これが旨い。
'07年11月29日

当てにならない

 週末から寒さは緩んで昼間は過ごしやすい。 その前の寒くなったころからか、肩が凝って困っている。 凝り性と云うのではないけど、屡々(しばしば)肩が凝るこの何年来。 普段は何と云うことはないのだが、一度そうなると暫(しばら)くつづくのである。

 以前は湿布を貼ったりしたが余り効き目はなかった。 ビタミン剤を飲むと治ると聞いて、お医者に処方して貰ったこともあるが駄目だった。 でも、ビタミン剤が効く場合はあるそうで、その場合は薬屋で買うよりは医者に行く方が安く済みます。

 で、肩こりの原因は何かと考えるに、よくわからない。 わかっていれば凝らないだろうし、寝ているときの枕の高さが合わないのかなぁ、と色々と試してみたがよくわからない。 まあ、そのうち治るだろう。

 普通の肩凝りなら問題はないけれど、心臓に問題がある肩凝りと云うのがある。 心臓とは厄介で、<動悸息切れなら>テレビのコマーシャルの薬が効くのかどうだか知らないが、心臓だろうと察しはつく。 心臓とは自覚症状がないものである。 肩凝りの他にも、足が痛くなったり、胃が痛くなったりすることもあるそうだ。 だから、医者に行っても直ぐにわからないことがある。 検査をして数値がでれば病を特定して治療するように訓練されているのが医者である。 数値がでないと何度も痛がっても、あなたは健康ですと云われるに過ぎない。 それが後になって、心臓だったと云うことがあるのだとか。

 もっと当てにならないのは、私たちの舌である。 ウソつき料亭が<但馬牛>と称して<佐賀牛>を出したら客は喜んで食べるものである。 別のルートで偽装だと発覚してはじめて知るのだから、 マスコミも心得て食べた客を見つけて意見を聞くような発想はない。 これまでそうだったもの。 尤も、<佐賀牛>は上質の牛肉である。 それを、おとしめたウソつき料亭に意見した<佐賀牛>は当然の行為である。
'07年11月27日

牡蠣鍋

 きょうは二十四節気の一、小雪(しょうせつ)。 なのに冬将軍が居座って北日本は大雪だそうだが、その影響なのかこちらの方も寒い。 そして勤労感謝の日でもある。

 誰が何に何を感謝するのかよくわからない日なんだが、そう云えば米国にも感謝祭という祝日がある。 似たようなものかも知れないが、あちらの方はキリスト教の国だから誰に感謝するのかははっきりしている。 感謝祭は第四木曜だから、ことしは、たまたま一日違いである。 それが何だと云われても困る。

 午飯(ひるめし)のあと電車で街に出て、大型書店に行く。 中公文庫の武田百合子『冨士日記(下)』、内田百閒の『恋文』を買って電車で帰る。 午前中、うちの中ではさほど寒いとは思わなかったが、いやあ寒い。 で、電車を降りて改札を抜けると通路には店が並んでいるのだか、そのひとつ、スタンドでスープを売るのがある。 オニオンスープを買う。 スープはカップに丸い匙で二杯を入れて、クルトン四個。

 カップを受けとり置いてある蓋(ふた)を閉める。 蓋がないと持ち歩けないと気づいたからで駅前の自転車置き場のベンチでスープを飲んだら旨かった。 ことしは牡蠣(カキ)をまだ食べていない。 まずは牡蠣フライが食べたい。 それよりも牡蠣鍋である。 と、思ったのは雑誌を見たのであって鍋の特集である。 味噌仕立てのカキ鍋。
'07年11月23日

木枯らし吹いて

 木枯らし一号が吹いてから寒くなった。 寒いのはいいとして、からだの方が慣れていない。 初夏の頃からズウッと暑いのに慣れて仕舞い秋なんてあったのか知らと、けろけろとしていたら北風が吹いてこうだもの。 肩は凝るし何をするにも億劫になる。

 夜になるとエアコンの暖房をつける。 室温を2、3度上げれば過ごしやすい。 エアコンは冷房の時は気流を天井に沿わせるもので、 暖房の時は床に沿わせるものである。 風向を自動に設定すると、そのように振る舞うものである。 うちのエアコンもそのように振る舞うのだけれど、どう云う訳か段取りに時間が掛かる。 電源を入れると、フラップが少し開いてその儘(まま)考え込んでいる。 何分も待たされて、漸くフラップが下がって暖気が下へ流れるようになる。

 近ごろでは自分でフィルタの掃除をしたり、部屋のなかの様子を調べて気流を調節する、<賢い>エアコンがあるのだが。 その点うちのエアコンは、<賢さ>では随分と下がる。 一応はインバータ方式で、五月蠅(うるさ)くないのだけが取り柄。

 寒さも三日過ぎれば慣れてきた。 そんなものか。 でも、あしたはもっと寒くなると云うから、困ったな。 まあ、雪が降るわけじゃないからたいしたことではないのだが。
'07年11月20日

秋は過ぎて

 きのうは一変して寒かった。 冬の衣替えと云うほどじゃなかったが、夜になるとますます寒いから、はじめてエアコンの暖房をつけた。 明け方は冷え込むと云うので、毛布一枚だったのをやめて、掛け布団一枚に変えて寝た。 けさ起きてみると、日差しが差し込んでいて、室内の気温は確かに低いけれど、さほど寒いとは思わない。

 部屋のなかの湿度計は35%、これなら冬である。 ところがいまひとつ冬ではない。 日中、外を歩いていても少し肌寒いけどまだ冬らしさがない。
 そう云えば本稿、ことしになって、やたらと二十四節気を記しているンじゃないかと思いついた。 どうしたの、と自分で思うけれど、どうしたのだろう。

 いま、フジテレビの「新・美味しんぼ2」を見ているのだけど、原作マンガは十年ほど前からご無沙汰で、 ドラマの方は何度か見ている。 それもだいぶ前だったと思うから、久しぶりだなぁ。 只ドラマで、松平健は海原雄山によく化けているとは思うのだけど、ちっとも怖くないし憎たらしくもない。 目つきが違う。 でも咎めているのではない。
'07年11月17日

Copyright(c) 2004-2007 Yamada,K All Rights Reserved