Kazumi Watanabe


Title/Release Tracks Impression Total Impression

Mo'Bop
New Electric Trio
2005
DVD
1Introduction       
☆☆☆☆☆
2Cleopatra's Dream     
3Milestone        
4Naima        
5Ring of life    
6Blue spiral    
7Dante's point    
8Mosaic stone    
9Favor return of Enshu swallow
10Tricorn    
11Robo      
12Mo'Bop
13Havana   
2004年末のLiveが出た!
香津美のCrazy振りが炸裂。あの曲この曲、行くとこまで行かないと気がすまない怒涛の演奏。
エンターテナーの血が騒ぐのかマイクスタンドスライド、スキャットあり、会場乗せまで。
役者やのぉ。
 (July 1, 2005)

Mo'BopU
New Electric Trio
2004
1Cleopatra's Dream     ☆☆☆☆
2Blue spiral    
3Mystic sand       
4Mosaic stone    
5Dante's point    
6Cry me a river    
7Death Valley    
8Havana    
9Favor return of Enshu swallow
前作から、一年。消滅することなく、続いていたことに感心してしまった。
今回は、前作の弾きまくりから、硬軟混ざったバランスが良く、じっくり聴かせる作品に
仕上がった。6.では、泣きのフレーズ。7.は、聴かせてくれる。8.One for All時より、軽快に
展開しているようだ。9.懐かしテーマから、超速フレーズが炸裂。
(November 8, 2004)
KAZUMI BOX
KAZUMI BOX
BETTER DAYS YEARS
Kazumi Watanabe
2004
D1Olive's step(1977)      
D2LONESOME CAT(1978)  
D3Kylyn(1979)   
D4
D5
Kylyn Live(1979)
D6TO CHI KA(1980)   
D7Talk you all tight (1981)
D8DOGATANA(1981)
D9Village in bubbles(1978)(Bonus Disk)                
Kazumiの大ブレイク『Kylyn』『TO CHI KA』を含む、Betterdays years(1977-1981)のリマスタ。
(自宅の環境では、猫に小判ですが)。ともかくFusionが最も輝いていた時代の作品が一挙
8作品。通して聴く事で、時代にタイムスリップできます。これまでは、ベスト盤をTapeで録音して
聴いてきただけに、各アルバム毎の佳曲も発掘できたし、まとめて聴けて大満足。
Discベースでは、超破格な買い得盤。世界のKazumiコレクタに一押し!
(Mar.27, 2004)

Mo'Bop
New Electric Trio
2003
1Mo'Bop ☆☆☆☆
2Dada 
3Robo   
4Ring of life
5Backdrop
6Naima  
7Momo
8Neo
9Partida
10Tricorn
Kazumiが帰ってきた。近年、Classic、Jazzサイドに傾倒、Acousticの印象が強かった。
全編Electric GuitarでHardに弾きまくり。Tochikaから、ResonanceVoxあたりの
サウンドをよりハードに展開している。使用Guiar、JacketもTochikaを意識したかのよう。
PMGに参加している話題のRichard Bonaも参加。Dr.も強力。最近のDr.は、Rock並のパワー
に繊細さを兼ね備えているものなのか。デニチェン、サンチェスしかり。
ところでなぜ今Bonaとなのか。Herbie Hancock とは、東京Jazzで(遂に?)Specialで共演
するだろう。残るは、Pat。期待したいな。
(August.10, 2003)

Guitar Renaissance
2003
1Prelude from suite
for Unaccompanied Cello No.1
☆☆☆
2Across the Universe
3Medlley:Django-Minor swing
4Wave B・A・C・H
5Pavane pour une infante defunt
6Sayonara
7Passy home
8Tamago no Jikan
9Waltz for Debby
10Paper blues
11Milestones
12Se tu della mia Morte

(June.14, 2004)

Beyond the infinite
2001
1Moon ☆☆
2Mars
3Mercury
4Jupiter
5Venus
6Saturn
7Sun
8Nekovitan X-Red pill
9Nekovitan X-Blue pill
たまたま発売日(11/21)に発見。先に発売されていたDear Tokyoをパスしての購入。
弦楽室内楽との共演が、Chick、Garyの弦楽四重奏団との共演を思い出す。
Guitarの分だけこちらの方がなじむ。
現在のアランフェスを標榜。いままで気づかなかった部分の堀り起こしでの新境地。
フルート、サックスは、快演。
(Dec.09, 2001)

ONE for ALL
Live
1999
1Havana ☆☆
2Water ways flow backward again
3Libertango
4Somewhere
5Afro blue
6One for all
7Milestones
鈴木大介(ClassicG)とのAcoustic Duo Liveを1999/10三鷹に見に行った。
趣はClassic Concert。(演奏中プログラム類を見ないよう『音がしないよう』呼びかけが
あるほど)素晴らしい演奏でアンコールを3度も応えてくれた上に、サイン会まで開催
された。そこで購入したのが本作。サインをもらって、しっかり握手(21年振り)。
応援してます、世界のカヅミ。さて、収録されている「Libertango」もコンサート
レパートリーだったが、本作は、旧友(豪華メンバー)とともに行った和めるライブで
あった。唯一Afro Blueがソロにはいってから難解で凄まじい。

自業自得
Live
Resonance Vox
1994
1Glory's stomp ☆☆☆☆
2BARONG
3Wise up
4Black stone
5Resonance Vox plays your hits
Super star/Cometogether

6O-X-O
7Resonance Vox plays our hits
Flor/薫風満々/On the beach
/Pandora/Dr.Mambo X
8No money,no girls,no business
-But we still have music!-
2曲目、BARONGにおけるベース入魂のソロを受けて始まる過激なGソロ
の突っ込みは尋常ではない。一気にオーディエンスの心を捕らえたことでしょう。
気持ちを鎮めさせるWISE UPもミディアムスローテンポながら、ワウを効かせた
ソロが耳に残る。Per.Drs.パートを挟み、懐かしいBlack Stoneへ。頭は軽快に
飛ばすが、後半はお決まりの超絶フレーズの乱発。恐れ入ります。大好きなSuperstar。
名曲で耳を休ませないととてもついていけませんね。ファンキーなO-X-OでResetと思い
きや、短くても強烈に決めてくれるGソロ。Drsのソロが耳休めとは!
メドレー集は、Gから。気分もほぐれる軽快な曲が並び和みの境地へ。聞き直している
内に、ResonaceVox 1.2.作目を聴きたくなってしまいました。アンコールは、Keyソロ
付きで爽やかに締めくくっています。
しかし、いつも聴くにはヘビーな1枚です。元気な時に一層ハイになりたい方にオススメ。

Resonance Vox
1993
1雨の水曜日 ☆☆☆
2BARONG
3Partido Forte
4No money,no girls,no business
-But we still have music!-
5Pona pela
6Karula
7Glory's stomp
8On the beach
9IRON CLAW
10Merci brice
11Flor
1.さりげなく始まりたいとのことで選ばれたそうな。佳曲。
2.は、ライブではハイライトを浴びる。何をどう弾いているのかさっぱり
わからない中間Gソロ。Simpleなテーマと対照的。3.4.は、軽快に飛ばして、
5.がJazz、オーバーダブ極わずかで難解。6.美しいバラード 7. 決めがユニーク。
8. 軽快 9.再び激しいリフが始まり、同時にテンション高いソロが降り注ぐ。
10.テーマは軽やか、ソロは激しい。11.しっとりと締める。

Romanesque
1990
1Troublant Bolero
☆☆
2Belleville
3Minor swing
4Stompin' at the Savoy
5Prelude to a kiss
6Black beauty
7I didn't know about you
8It don't mean a thing
9Solitude
10Things ain't what they used to be
11Caraban
12Take the "A" train
13In a setimental mood
タイトルは、実をあらわす。
Jazzのスタンダードには、憧れめいたものがある。王道デュークエリントンと
ジャンゴラインハルトの作品を、香津美がバックのオーケストラと渡り合いながらどんな
風に料理するのか興味深々だった。が、これは、古のサウンドをそのままに提供された
だけだった。数曲は、耳に残る個所もあったが、半分はジョークのセッションとして聴く。
古色蒼然とした上品さ漂う一品。
(July 30, 2001)

Kazumi

satk uc3k-stu@asahi-net.or.jp