タイトル

- Last Modified '05/09/17 -

playanとの比較(本体)
playanとの比較(ロゴ)

GameBoy microの発売に伴い、プレイやんもリファイン。画像でも分かる通り、外見上はロゴが変わったくらいでコレといった変更点はありませんが、内部的(ソフトウェア)に色々と変更があったのでいつもの通り、サラッと(しかしダラダラと (笑))紹介してみたいと思います。

初代プレイやんのタイトル画面 プレイやんミクロのタイトル画面
初代プレイやんの動画画面 プレイやんミクロの動画画面
初代プレイやんの音楽画面 プレイやんミクロの音楽画面

まぁ、やはりイチバン大きく変わったのは画面表示関係。上から動画/音楽の選択メニュー画面、動画メニュー画面、音楽メニュー画面(いずれも左が初代プレイやんで、右がプレイやんミクロ)です。プレイやんミクロの画面は、GameBoy micro の小さい画面サイズを意識してデザインされており、全体的に無駄がなくシンプルな構成になっています。特に初代プレイやんの音楽メニューのキャラが好きだった(なんとなくゲーム&ウォッチのマンガチックなキャラクタを連想させる)というか、全体的に遊び心が入ったインタフェースだっただけにチョット寂しい気がします。まぁ、ハイセンス志向の GameBoy micro とのマッチングを狙って、あえてシンプルで洗練されたクールなインタフェースにしたんでしょうけどね。元々がオモチャっぽさを狙った製品だったと思うので、そのままでも良かったのかと。

ただ、これはあくまでもノーマル仕様で使った場合の話。実はプレイやんミクロでは、公式サイトにあるキーファイルを使用することで起動時の状態をセッティングすることが出来ます(従来は、起動するごとに製品出荷時の設定に戻ってしまった・・・というより設定しておくという概念が無かった)。キーファイルを使用すると、ボリュームの設定、画面の明るさの設定、動画や音楽の再生モードの設定、低音やサラウンドの設定といった基本的な設定を常に一定にしておくことが出来て非常に便利です。で、このキーファイルの中のある設定をオンにしておくと・・・

デフォルトのタイトル画面 マリオのタイトル画面
デフォルトの動画画面 マリオの動画画面
デフォルトの音楽画面 マリオの音楽画面

なんと、インタフェースに現われるキャラクタがマリオになってしまいますヽ(゚∀゚ )ノ。これはもうファミコンカラーの GameBoy micro で使用することを前提にしたような仕掛けですね?!(いや、まぁ他のハードで使っても無問題ですけど (笑))。ちなみに、音楽再生モードではAボタンをタイミング良く押すとキャラクタが花を出したり扇子を出したりする仕掛がありましたが、マリオの場合はジャンプしてコインを出す時があります。しかも回数をカウントしてて見事100回連続して成功すると1upと表示されます。細かいところまでこだわった作り方をしてますね(゚∀゚)

初代プレイやんからの大きな変更はそれくらいかな。あと、動画の再生モードが増えたこと(以前は一つの動画を再生し終えたらメニューに戻ったけど、プレイやんミクロでは繰り返し再生連続再生も出来るようになった)。そうそう、これはGameBoy microで使うことを考慮してだと思いますが、スリープ機能の操作方法の変更もされています。L+R以外にSTARTボタンの長押しでスリープに入ることが出来(片手で操作可能)、ご操作防止のためにSTARTボタン押し以外ではスリープから復帰しないようになっています。DSやGBA-SPはフタがあったから良かったのですが、GameBoy microは全て剥き出しなのでどのボタンでも復帰出来るようになっていると誤って復帰していつのまにかバッテリが切れていたという状態にもなりかねませんからね。もっとも、STARTボタンに関しても全く誤操作の危険性が無くなる訳ではないんですけどね (苦笑)

ネコロイド

あ、あと肝心なことを忘れてた。初代プレイやんで好評だった?ガレージゲームがプレイやんミクロでは遊べなくなっています。一応メニューにはファイルが表示されるのですが、Aボタンで実行すると画像のようにタイトルが大きく表示されるだけで終わってしまいます。まぁ、チョッとした暇つぶし感覚のゲームだったし、無くなったからといって困るというほどではないのですが、別に無くす必要も無かったんじゃないのかな、と。というのも初代プレイやんは既に生産&販売中止になっていて、今後はプレイやんミクロのみの展開となる訳で、もしゲームをしたい人は初代プレイやんをずっと持っていなければならないということになります。なんというかスマートなやり方じゃないですよねぇ。もっとも、そんなやり方にまんまとハマって両方とも買ってしまう私のような人間もいる訳ですが (苦笑)


プレイやんミクロ with DS プレイやん with GB micro

ちなみに、プレイやんミクロを従来のGBA-SPDSで使用することは可能です。当然初代プレイやんGameBoy microで使うことも可能ですので、ご心配なく。

画質や音質が大きく変わっているようなことは無さそうです。もっとも、この辺りはエンコードする段階の設定が大きくモノをいうので、より高音質&高画質を求める人はオリジナルファイルにこだわるべきでしょう。って、元々プレイやんに高画質と高音質を求める人はいないか (苦笑)。そうそう、初代プレイやんに付属のMediaStage for Nintendo V4.2にはアップデートファイルが用意されていて、これを実行すると動画エンコードの際のビットレートが「高画質:480kbps→736kbps」「標準:352KBps→480kbps」に変わります。当然エンコードにかかる時間等も変わってきますが少しでも綺麗な画質にこだわるならば是非アップデートしておきましょう。

大容量のSDカードも(昔に比べたら)安くなってきたし、カセットテープを取り替える感覚でSDカードを使えるようになったら、プレイやんとGameBoy microの組み合わせはかなり強力ですね。ただ、これはプレイやんの問題ではありませんが連続稼働時間が音楽で10時間、動画で3時間というのはちょっと心許ないですね(実働時間はもう少し短くなるでしょうから)。ケータイの様に色んな所で充電出来たり、バッテリーが売ってるようになれば良いのですが、さすがにゲーム機でそういったインフラが整うとは思えないので、是非外部電源(バッテリチャージャーでも可)を出して欲しいところです(まぁ、任天堂が出さなくてもサイバーガジェット辺りが作りそうですけどね (笑))

あと、音楽を再生中に画面を消すことが出来るようになっていたら少しは電源が保つようになるのかな、とか考えたりしたんですが、多分これはプレイやんがどうこうではなくゲームボーイあるいはディーエス本体の仕様に関わることなんで無理でしょうね。そうなると逆に音楽再生中の画面効果に凝って欲しいところ。イコライザみたいな表示とか、windowsのスクリーンセーバーのような画面とか、見ていてトリップしそうな(ぉぃ)画面が見れると面白いかなぁ。次世代プレイやんに期待したいところです・・・って、これ以上プレイやん買う気か?>私 (苦笑)

初代プレイやんのレビューはこちら