☆. TL-28:タートルブリッジ .☆

(TURTLE BRIDGE)

- S57.02.01 Released (\.6000) -

シルバーシリーズの出た頃がちょうどG&W現役世代だった人には、多分ここら辺から『あれ、そんなのあった?』という感じになってくると思いますが、このゲームを覚えている人は果たしてどのくらいいるでしょうか?

このゲーム、内容以前に本体にかなりの変更があるので、まずそちらから述べていきますと、第1にフレームが金色から黒塗りになったこと (良く見ると銀色の表面に黒いコーティングをしてるのですが) で、ボタンの所には 新・宇宙戦艦ヤマトの砲門よろしく複数の白線が刻まれています。

第2に、これまで使ってきたカラーフィルタ以外に、液晶反射板 (通常銀色) 自体にもカラフルな着色がされたこと。ただ、画面は派手になったのですが反射型液晶では画面全体が暗くなってキャラが良く見えないという欠点にもなっていました (笑)

で、肝心のゲーム内容ですが、荷物運びを生業としているプレーヤーは、冒険家のお供をしていました。ある日、一足先に進んでいた冒険家が大きな河 (海?) の向こう岸に渡った瞬間橋が消滅 (つうか、最初から無い・・・冒険家はどうやって渡ったのか?)。困り果てたプレーヤーがふと水面を見るとのんきなカメさん達が浮かんでいるではないですか。プレーヤーは牛若丸 のはっそう飛びよろしくカメさんの背中を足場代わりに冒険家まで荷物を届けるのでした。

ちなみに、このカメさん、水底に魚を見つけると潜ってしまい、もしこの時プレーヤーが上にのってたりすると溺れてしまいます。あと、冒険家は落ちつきがなく消えたり現れたりを繰り返しており、出現のタイミングを見計らって荷物を渡さなければなりません (荷物を渡さないうちは元の場所に戻れません)

さて、私の記憶が正しければ、このゲームで初めてチャンスタイム制が採用されていたように思います (規定得点までノーミスだとボーナスタイムになる)。たしか、このゲームでは一定時間魚が出てこなくなり、カメさんが潜らないので気兼ね無しに往復できて得点が稼げるというモノでした。

しかし、そこまでしてもハイスコアは至難の技でした。何故なら、このゲームではハイスコア表示が4桁 (9999点!) になってしまったからです。ゲーム自体が簡単でも、ちまちま点数を稼ぐゲームでは・・・よほどの暇人じゃない限りハイスコアは無理でしょう (苦笑)

アラームマークは、アラームカニさん。水の底でベルを振って音がするのか?という疑問を持ってはいけない。可愛きゃいいのだ (笑)