☆. IP-05:ジャッジ .☆

(JUDGE)

- S55.10.04 Released (\.5800) -

シルバーシリーズ最後の機種。後にマイクロVSシステムシリーズが出るまで、唯一の2人対戦可能G&Wでした。

ゲームは、画面に出てくる数字を見て、自分の数字が大きければ相手をトンカチで殴り、小さければ逃げるという非常に単純明快なルール。相手を上手く叩くと3点、上手く逃げると2点、自分の数が大きいのに間違って逃げると相手に2点、逆に自分の数字が小さいのに間違って叩くと相手に5点が入るというのが基本的な点数なのですが、実は相手と自分の操作によって他にも色々な場合があります (以下の得点表参照のこと)

相手自分:相手>自分相手=自分相手<自分
独立叩く:相手+3相手+3自分+2
叩く:相手+2自分+3自分+3
逃げ:自分+2自分+1相手+2
逃げ:自分+2相手+1相手+2
同時叩く叩く:相手+5両方+3自分+5
逃げる逃げる:自分+3両方±0相手+3
ずれ先に叩く後に叩く:相手+3相手+3自分+5
後に叩く先に叩く:相手+5自分+3自分+3
両方とも何もしない:両方±0

このようにして、先に99点取った方が勝ちとなります。

GAME A は相手がコンピューターで、GAME B が2人対戦。GAME A もそこそこ遊べますが、やはり GAME B の2人対戦がこのG&Wの真骨頂です。特に実力伯仲者同士の対戦は見てるだけでも楽しいものでした (98vs97の時の息詰まる一瞬!!)

細かいことですが、フレームに日本語が書かれている (にげる、たたく、1人用、2人用など)という非常に希なモデル (本来なら HITAWAYと表記しそうなものだが) であり、英語の分からないお子様やお年寄りに大好評・・・だったかどうかは定かではない (KIDSシリーズ (SONY)じゃないんだってば (笑))。

あと、スコア表示の関係上、数字が左上に2桁、右上に2桁と別れて表示されていますが、時計表示時には各々下に HOURMINUTEという文字が表示されます。私はこれで、時間を表す単語を覚えました v(^_^)

ちなみに、このゲーム途中でボディカラーが変更(緑→黒)した不思議なマシンです (不具合対策の為にカラーリングを変更したという説アリ)。また、型式番号 IP-15 というのがあるという情報もあります。ここら辺の事情を知っている方がいたら教えて下さい m(._.)m