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(DONKEY KONG II)
- S58.03.07 Released (\.6000) -
アーケードでも同名のゲームが出ていますが、その移植というよりはドンキーコングの爆発的な売り上げに煽られる形で発売されたG&W版ドンキーコングの続編と見る方が正しいでしょう。
今回のプレーヤーはドンキーコングの息子のジュニア。前回の騒動が元でマリオに捕らえられてしまった父親 (コング)を助け出すのがゲームの目的となっています。
ゲームは、まずジュニアが檻のカギを放り上げるところから始まります。なぜ放り投げるのか?そのまま持っていったらすぐに助け出せるのに、という疑問は持ってはいけません。それがゲームというものなのですから (笑)
放り上げられたカギは上画面に左下に現れます。下の画面では、電線のスパークやスナップジョーにぶつからないようにジャンプや移動でかわしていき、上画面に辿り着くまでが第1段階。
無事に上画面に辿り着くと、何を思ったのか(ジャンプキーにより)またもやカギを上に放り投げてしまいます。放り投げられたカギは、ドンキーコングを拘束している4個所の鎖のうちのどれか1個の側に引っかかります。
今度は、そのカギを目指して、鎖を登っていきます。この時、飛んでいる鳥にぶつかると当然のごとくミスになるので、上手くかわしながらカギの引っかかっている所まで近づき、うまくカギを鎖の鍵穴に差し込むと、第2段階終了。
鎖を1個外すたびにカギはスタート地点に現れるので、そこまで戻らなければなりません。ここが、他のG&Wと違うところ (普通は、鎖を外したら自動的にスタート地点に戻ると思いますよね)。で、これを繰り返して4個の鎖を外すとドンキーコングは自由の身となり、ボーナスが入ります (これで1連のゲームフローが完了となります)
ドンキーコングに比べ、アクションの自由度は高まったと言えるのですが、いかんせんゲーム内容がイマイチだったため、あまり人気が出なかったようです (同じジュニアが主人公のドンキーコングJR (ニューワイド)の方がよっぽど人気が高い&売れた)。やはり、2匹目のドジョウはいなかったということでしょうか?
ミスマークは、画面下に表示されたジュニアでミスするたびに1人ずつ減っていきます。おなじみのチャンスタイム制もフィーチャーされてました。
そうそう、今回出番の無いマリオは上画面左上の方でアラームマークとして現れ、時間が来るとハンマーでベルを叩いてくれました。