このボールがブロディア・・・かどうかは不明 (笑)

ブロディア

Produced by (c) トンキンハウス
1990.04.20 発売 (\.3000)

昔から良くある水道管ゲームの流れを汲むアクションパズル。PC版はディアブロって名前だったはずなんですが、何故かコンシューマ用 (PCエンジン版など) は逆さに読んだ名前になっています。現在人気の DIABLO が登場するはるか昔のことなので版権がどうこうということは無いはずなんですけどね (^_^;)


ま、これくらいのステージならいきあたりばったりでも (^_^;)

パイプ付きのパネルを移動させて、転がりつづけるボールを全部のパイプに通過させることが出来ればステージクリア。同種のゲームにガッタンゴットンなどがありますが、このゲームの場合ボールがパイプを通過するとそのパイプは消えてしまいます。つまり、ゲームが進むにつれて移動させる道が少なくなっていくので、最初から通過ルートをしっかり頭に描いていないとステージクリアは難しいです。

※ちなみに、画面下のWARPの表示はこの数だけパイプを通過すると上下左右にワープトンネル=上下、左右が繋がる=が出現するという意味


これはまさしく『神の国』\(^_^;)ぉぃ

さらに、このゲームを難しくしているのはGBの画面の大きさ。ボールの移動速度や、パネル等の見易さを考えれば上の写真のようになるのは仕方が無いですが、このために画面全体が表示されずにスクロール移動する仕様になってしまっています。FC版のロードランナーもそうですが、画面全体を把握出来るということはこの手のアクションパズルでは非常に重要なことであり、この仕様変更の為にゲームバランスが崩れてしまっているのは非常に残念です。救済措置としてゲーム中はいつでも縮小画面が表示されるようになっていますが、当然その間ゲームは止まってしまいテンポが崩れてしまいます。


パラシュートなんか何処に持ってたんだか・・・

ステージは、練習用の WARM UP、素早い操作が要求される HURRY、迷路や模様をかたどった MAZE、上級者向けの難しい HARD の4ジャンル各25ステージの全100ステージ用意されています。各ジャンルとも15面までは自由にセレクト可能で、それ以降のステージはパスワードが必要になります。上記の理由によりかなり難しいゲームになっていますが (特に HARD の難しさは他機種版の比じゃない)、カーソルおよびパネルの移動の反応は非常に良いので、修練あるのみといったところでしょうか?その前に挫折してしまうパターンが多いと思いますけど \(^_^;)ぉぃ


お買い得度:★★★☆☆(3)
挑戦するなら、相当アタマと指先を鍛えないと・・・