果たして内容はDXになっているのか?

スーパーボンブリスDX

Produced by (c) BPS
1999.12.10 発売 (\.3980)

前作・スーパーボンブリスをGBC対応にリメイクしたモノ。当然画面がカラーになり、ゲームモードも増えているのですが、何故か価格が安くなっているという (笑)


これは、どうやって解くのかな?

ゲームのシステムに関しては前作の項を見てもらうとして、ココでは変更点だけを紹介します。まず、システムで変わったのが1人用のモードに PUZZLE が加わったこと。これは、画面右枠にあるブロックを全て使ってフィールド上のブロックを全て消去するとクリアになるゲーム。ブロックは上のモノから順番に落下してくるので、順番を考えるのが重要。また、通常のテトリスと違い、余ったブロックは下に落下する (隙間が残らない) という特性も考慮に入れ、連鎖&大量消しをすることを考えないと、1列だけ残ってしまったとかいう事態になります。本ゲームのシステムを理解するのにも非常に有用なモードだと思うので、TRAINING モードと合わせてプレイすると良いと思います。ただ、コンティニューがパスワード方式なのはチョット面倒だと思いますね (一気にクリア出来るような問題ならば別かもしれませんけど)。


カラー モノクロ

他の変更点としては、画面がカラーになったことが挙げられます。ただ、あまりカラーになったからどうという様なカンジではないのが難点 (というか、元々カラーリングに左右されるゲームではないし)。逆に、カラーに対応させたことで (というか、一定時間ごとに背景の色がグラデーションで変わったりする)、動作が遅くなっています。何をするにもモタつくカンジ。レスポンスも悪く、ワンテンポずれる様な気がします。

何というか、演出 (というほど凝ってもいない) に気を取られて肝心のシステムバランスを崩しているというのは本末転倒ですね。新しくモードが追加されたので期待してたのですが、かなりガッカリしました。個人的には、GBCを持っている人でもモノクロ版を買うことをオススメします。


お買い得度:★★★☆☆(3)
パズルモードが無かったら星2個でも良いくらい