ポコニャン！夢大冒険

Produced by (c) 東宝・小プロ
1994.08.05 発売 (\.4300)

故・藤子Ｆ不二雄先生の作品でＮＨＫでアニメも放送されてましたが、あまりメジャーなキャラクタではないかもしれません (つーか、作品自体を知ってる人が少ないような気が (苦笑))。ちなみに、エスパー魔美に出てくるコンポコとは全く別のキャラなので間違えない様に!?

システムはパズル要素の入ったアクションゲーム。ポコニャンの周りで次々に起こる怪事件。７人のお友達が眠りについたまま起きなくなってしまいました。みんなを助けるためには夢の世界に入り込んで原因となっている夢のタネを取り除かなければなりません。プレイヤーはポコニャンを操って７つの世界を駆け巡ります。

ポコニャンはＡボタンでジャンプ、Ｂボタンでしっぽを振ります。しっぽを振って敵にアタックすると、色んなアイテムに代わるのでコレを上手く使いながら迷路の様に入り組んだ夢の中の世界を冒険して行きます。しっぽアタックでは、敵の種類によって変化するアイテムが異なります。単なる足場だったり、障害物の上を通り抜ける移動ブロックだったり、時限爆弾だったり、高い所に行くためのバネだったり。このアイテムをいかに使いこなすかがステージクリアの重要なカギとなります (画像の例では、敵は時限爆弾に変化。右の方のブロックを破壊してカギを取ります)

また、画面上のスターアイテムを取るとボーナスステージに突入。ソフトクリームがたくさん食べられます (スーパーマリオでいうところのコインのようなモノ)。このゲームもキテレツ大百科・大江戸ジュラ紀同様、システム的にはスーパーマリオを踏襲しています。ただ、このゲームの場合はポコニャンのレスポンスが悪いのが問題。ジャンプにしても攻撃にしてもテンポが悪くて先に進むのが非常にツライです。また、キャラクタの描き分けもイマイチかな？元々凝ったキャラなので、この大きさで表現するのは難しいとは思いますが・・・(しばらく操作しないと眠ってしまうのは可愛くて良いけど)。キャラゲーとしてもアクションゲーとしてもちょっと練り込みが足りないのが残念です。でも、レアなので持ってると話のタネにはなるかも！？

お買い得度：★★★☆☆（３）
やっぱ知名度に比例？遊んでて苦痛です