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1994.07.15 発売 (\.3900)
故・藤子F不二雄先生の代表作キテレツ大百科を題材にしたアクションゲーム。結構長い期間アニメが放映されていたので知っている人も多いと思いますが、グラフィックの感じはコミック版 (最近連載されていた方) に近い感じがします。
発明の最中のアクシデントで江戸時代とジュラ紀の時空がどういう訳か繋がってしまい、3匹の恐竜がタイムスリップ。夏休みの自由課題を片付けるべく奇天烈斎様のところに遊びに行こうとしていたキテレツ・コロ助・トンガリ・ブタゴリラ・ミヨちゃんの5人はその煽りで事故に遭ってしまい離れ離れに。プレイヤーはコロ助を操って仲間を助ける冒険に出るというアクション仕立てのゲームになっています。
コロ助はAボタンでジャンプ、Bボタンでカタナを振って攻撃します。リーチが短いのが難点ですが、下手に変な武器を使うよりは原作のイメージを踏襲してて良いと思います。また、タイトル画面に現れるキャラを見てもらっても分かると思いますが、非常に良くキャラが描かれています (敵キャラがショボイのは、まぁオリジナルキャラということもあり仕方ないところですかね)。ちなみに、画面下のメーターはコロ助の体力でコレが0になると1ミスになります。
さて肝心のシステムですが、コレが非常にオーソドックスな横スクロールアクションに仕上がっています。カタナを使っての攻撃アクションもそうですし、右の画像のような足場を点々としていくジャンプアクション部分にしても、バランスがソツなく取られていてスーパーマリオと遜色無い (というと言い過ぎかな) 出来なので、キャラゲーにありがちな不条理さを感じることが少ないです。これって結構奇特なことですよね!?
数ステージ毎にボスキャラ (タイムスリップしてきた恐竜達) とのバトルがあります (コレも実にステレオタイプですよね)。個人的に、キャラ好きという点もありちょっと評価が甘目かな?って気もするのですが・・・でも、この手のゲームとしてはシステムもキャラのレスポンスも良く出来てると思います。私と同じ藤子F不二雄先生ファンの方には問題無くオススメ出来る一品です。
お買い得度:★★★★☆(4)
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