ECHOES時代テレビ番組に出演することは本当に稀であったが、雑誌にはある程度の露出をしていた。ラジオの仁成は勿論のこと、ECHOESとして括られた場合でも、そこで語られる言葉の大部分は仁成が発したものであった。あまりに当然のことであるが、当時から仁成は饒舌であり、時には「その話いま作ってるんじゃないの?」と思えるような、突飛な会話をするようなお喋りであった。仁成の多くの言葉から人生に何らかの影響を受けたの人は大勢いたはずである。ラジオを録音したテープが僕の部屋の片隅に沢山あるが、それはきっと僕一人の特別なコレクションではないと思う。ラジオは僕にとってだけでなく、毎週深夜に仁成の言葉が聴ける魔法の箱だったのだから。
思い入れが先走りついラジオばかり多く触れてしまったが、ラジオはおそらく最も多くの人が知るところであると思うので、まずは僕の手元に残っている数少ない雑誌記事から紹介する。
今回取り上げた雑誌では、"歌うたい仁成"としてのアコギへのただならぬ想いについて熱く語っている。
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