十三重石宝塔
Thirteen-storied pagoda

若草山を背景に立つ十三重の石塔。重衡焼き討ち後、建長5年(1253年)に建立された。パンフレットによれば高さ14.2mで、基部には薬師、阿弥陀、釈迦、弥勒の四仏が彫られている。石の十三重塔は竹内街道の鹿谷寺跡で見たことがあるが、素朴なものだった。こちらは重量感溢れるみごとな塔だ。平重衡は転戦の後、一の谷で捕らえられ、元暦2年(1185年)、奈良への移送の途上木津で処刑された。