あれから二年・・・

2013年3月11日・記

東北大震災から今日でまる二年が過ぎた。

蕾みのままだった窓辺の沈丁花が今朝花開き
爽やかな甘酸っぱい香りを漂わせている。
こんな穏やかな日がいつまでも続きますように。

2013年・謹賀新年

2013年1月1日・記


あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願い申し上げます

良い一年でありますように!

あれから一年・・・

2012年3月11日・記

昨年の東北大震災から今日でまる一年が過ぎた。
被災地の瓦礫の処理の全国的な受け入れ拒否に
連呼される『絆』の言葉がただただ空しく響く・・・

2012年・謹賀新年

2012年1月1日・記

あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願い申し上げます

災害のない良い一年でありますように!

秋の音

2011年10月18日・記

秋晴れに誘われて裏の森を散歩しようと石段を登り始めたら
下からシャリッという乾いた音が響いて来た。
何の音だろうと足許を見ると枯れ葉を踏みしめていた。
「あっ 落葉を踏んだ音だったのか・・」と余りにも当たり前
な事に一瞬とまどいを覚えたが、そう言えば久しく耳に届いて
いなかったなあと、とても新鮮な気分がした。
静かな空気の中を震わせた秋の音。
今年も雪の季節がもう直そこに・・・

アメンボウのIQは天才的?

2011年7月6日・記

今日は梅雨真只中とは思えない程カラッと晴れ上がり、
久し振りに川辺りの遊歩道を歩いてみた。
途中の浅瀬の水底に何やらせわしなく動いている丸い黒影
があるので、目を凝らして見るとアメンボウが泳いでいた。
アメンボウの足は糸のように細いのに影の形は可愛くデザ
インした紋のようで、自然が創り出す不思議さにまた出会
った感じがした。
暫くしゃがんで眺めていたらアメンボウの動きの中に思い
掛けない発見もあった。時々、身体を垂直に起て、直後に
背中からひっくり返って泳ぎ、また元の腹這い状態に戻る
のである。仲間達とひょうきんな遊びをやっているようで、
アメンボウってなかなか知的な虫なのでは?と感心してし
まった。
かのファーブル先生はご存知だったかな?・・・

何と雅びな・・・

2011年4月24日・記

裏の森の中に続く石段を登っていると窪みに溜った雨水に
山桜の花びらが散り敷いていた。
まるで上等な縮緬の友禅染めのような雅びな風情にしばし
見とれてしまった。こんな花見もありかな・・・
仙台もそろそろ桜の盛りが過ぎていく時季。
余震もどうぞ一緒に過ぎて行って欲しい。

自然の凄み

2011年4月17日・記

実家の庭に今を盛りに咲いていた「乙女椿」を一輪手折って来た。
この緻密に輝く八重の花弁も葉の美しさも自然が生み出した力。
一方、平和な日々の人間の営みも海岸の美しさも一瞬の内に破壊
し尽くしたのも自然の力。
花の美しさには自然の凄みが潜んでいるんですね・・・

穏やかな朝

2011年4月13日・記

3月11日の東日本大震災から一ヶ月が過ぎた。
仙台に転居して早々、全く持って凄い洗礼を受けたものだ。
毎日強い余震の揺れが起こり不安の中にいるが、今朝ふっと
ベランダに目をやると壁に柔らかな陽が射していた。
こんな穏やかな何気ない日常がいつまでも続きますように。

お陰様でこんなコラムもアップ出来るようになりました。
いろいろご心配と暖かいお心使いを下さった皆様にこの場を
借りて感謝申し上げます。

朝焼け/1

2011年2月28日・記

前々回でアップを予告しましたベランダから真正面に広がる
朝焼けの空です。
この美しさには言葉がありません。

猫柳の猫の由来は?

2011年2月16日・記

姉から実家の庭に咲き始めた猫柳を数本もらった。
本当に久し振り(数十年ぶり?)に真近で見る花穂は美しかった。
猫柳の猫の由来は手足の肉球に似ているからかな?と思ったが、
タンポポの英語名(dandelion)の由来を大きく勘違いしていたので
(column3.html/2008年4月17日・記)wikipediaで調べてみた。
やはり今回も私の勘は外れ、花穂を「猫の尾」に見立てたところから
来たようだ。猫の尾にしては丸過ぎるかなと思ったが、ふと我が家の
猫の先端が鈎状に折れ曲がっている短い尻尾を見たらそっくりだった。
逆光で輝く銀色の穂は猫の和毛の感触を思い出させ、ネムをメチャク
チャ撫で回してしまった。

転居しました。

2011年1月24日・記

東京から仙台に転居しました。
背後に森、眼前に広瀬川を臨む清々しい処です。
念願だった、一日中思いっきり空と景色を見ながら過ごせる仕事場を得て
益々制作意欲に燃えています。
この写真はベランダから眺めた早朝の雪景色です。
劇的な朝焼けの空も美しいので何れアップしたいと思います。

猛犬に注意?

2010年10月22日・記

 前回のコラム(かわいい車庫)の時と同様、通り過ぎようとした
 瞬間目の端に入り、もう一度後戻りして確認したシーンです。
 最初は虐待か?とちょっと慌てましたが良く見ると縫いぐるみっぽ
 い模型なので思わず吹き出してしまいました。
 この飼い主?は「檻に入れておく程猛犬だよ!!」って遊んでいる
 んでしょうネ。このユーモアの感じ、好きなんだけどちょっと
 複雑な気持ちが・・・

かわいい車庫

2010年8月21日・記


長い年月風雨に曝されて錆び付いた掘建て小屋のような建物の前を通り過ぎようとした時、
フッと扉の前に貼ってある車のイラストが目に入りました。
道幅分後退して建物全体を眺めると何とトタンの庇に「車庫」の表札が!
車庫だったんですね。で、車のイラストか・・・
でも見れば見る程そのまんまが可笑しく可愛いのでこのコラムのタイトルを「かわいい車庫」にしました。

天才絵師「若沖」も脱帽!?

2010年8月10日・記

日課の散歩の途中に出会って写した一枚です。
コンクリートの電信柱を包んだ白いビニールシートが部分的に
破れて足場の差し込み穴が露出したところですが、遠目に何故
道路脇に水墨画が飾ってあるんだろう?と思わず駆け寄ってし
まいました。
私はモダンにデフォルメした雄鶏に見えてしまうのですが皆さん
は何をイメージしますか?

それにしてもこれを見たらあの鳥を描かせたら右に出るものが居
ない天才絵師の「若沖」も脱帽するのでは?!

ハイビスカスの花は一日の命

2010年7月1日・記

出窓に夏の雰囲気を出そうと初めてハイビスカスの鉢植えを買ったところ店員から
ハイビスカスの開花はたった一日だけだと教えられました。
半信半疑な気持ちが残ったので写真で記録してみました。
開花した翌朝、みごと?に萎んでました!

ルーシー・リー展を観て

2010年6月21日・記

 20年程前に趣味で陶芸をやっている友人の工房でルーシー・リーの作品集の
図版を見て以来、長い間彼女の展覧会を待ち望んでいましたが、やっと昨日国立
新美術館でその夢が叶いました。昨年、三宅一生が企画した彼女の陶製のボタン
を中心とした展覧会を見逃しただけに尚一層感動が強まったようです。
 入場券の図版に使用されている、白釉の上に滲んだブルーのラインが絶妙な
バランスで配された実物の器に対面した時は暫し周りの鑑賞者の雑音が消え、
自分の静かな部屋で自分だけの宝物として愛でているような不思議な幸福感を覚
えました。 
 この器のような布を織ってみたい!


長谷川りん二郎展を観て

2010年6月14日・記



平塚市美術館に長谷川りん二郎展を観に行って来ました。
長谷川りん二郎の絵に出会えた事にただただ感謝の気持ちです。
私の絵の制作上で心の師匠がまた一人増えました。


新年おめでとうございます!

2010年1月1日・記


あけまして おめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願い致します。


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