「上海の西、デリーの東」(95/2 新潮社) 97/12
中国からインドまで気ままに旅するというドキュメンタリーで、私のように真面目(?)にサラリーマンをやっているものから見れば、実にうらやましい人生の放浪である。私にはこういう経験はないし、機会を逸するうちに年をとってしまった、と思わせる内容だ。元に戻るしばらく前にTVで良く似た内容のものを放映していたので、一種のはやりかもしれないが、日本の生活を捨てられる、若さというか勇気がうらやましい。
著者の素樹さんは、今何をしているのだろう。やはり、旅かな。