東野圭吾の本

「パラレルワールド・ラブストーリー」  (95/2 講談社文庫)  99/5読了

この人も理系ミステリー作家と呼ばれる人で、この傾向の作品が特に好きという訳ではありませんが、論理が明快で後腐れがないのが良いですね。題名どおり、ミステリーにもラブストーリーは必要で、それが良いタッチで描かれています。あんなに強烈に恋する気持ち、忘れていたなぁ。文章はうまく、構成も素晴らしい一作です。でも、ちょっと怖いですね。


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