ヨハネス・ブラームス(1833〜1897)
ドイツ:ハンブルク出身
ベートーベン没から数年後に生まれたブラームは古典的なオーケストラの伝統を継承したすばらしい作曲家です。ブラームスの曲は普段はあまり聞かないのですが、中学生の頃はじめて買ってみた交響曲のレコードがたまたまこの曲でした。そのレコードの指揮者はトスカニーニ(1867〜1957)でした。後で知ったことですが、彼はベルリンフィルの常任指揮者だったフルトベングラー他と並んで有名な指揮者だったそうです。そのころは、この作品が大変に気に入っていて、レコードが擦り切れるくらい聴いたような気がします。私はトスカニーニについて詳しくは知らないのですが(このレコード以外、特に聞いた訳でわないので・・)、大変に叙情的に演奏されていて、放牧的と言うか、モナリザの背景風景のようなと言うか・・、田園的情景が心に浮かんでくるような感じで、大変に感銘を受けたものでした。
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