ヴィヴァルディの協奏曲集「四季」

(和声と創意への試み)
ヴィヴァルディ(1678〜1714)

バロック時代の音楽家の一人ヴィヴァルディの代表作とも言える、四季。全部で12曲からなるバイオリン協奏曲集作品8(和声と創意への試み)の第1番から4番までをこう呼んでいます。4曲それぞれに春夏秋冬のタイトルが付けられています。そして、この表題に相当するソネット「詞」をヴィヴァルディ自身が楽譜に書き込んでいるそうです。いわゆるこの様な名前のある音楽を表題音楽と呼んでいて、その後の先駆的な先がけとのことです。この協奏曲とならんで、有名なのが、合奏協奏曲集作品3(調和の幻想)で、これも全12曲で構成されています。こちらは、表題はありませんが、バッハからも大変好まれた為、バッハのバイオリン協奏曲などにも、編曲されているそうです。

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CD情報 1. ヴィヴァルディ 協奏曲「四季」作品8
アカデミィ室内管弦楽団
指揮:ネヴィル・マリナー ポリドール
2. 合奏協奏曲「調和の幻想」作品3
アカデミィ室内管弦楽団
指揮:ネヴィル・マリナー ポリドール
ソネット
構成
各番3楽章づつの構成で全12曲。
ご参考までに・・下記は章立てです。
第1番 ホ長調 RV.269「春」
春がやってきた、そして小鳥たちは、
嬉しそうに歌って春に挨拶する。
・・
第2番 ト短調 RV.315「夏」
太陽もやけつくように照る厳しい季節に
人も家畜も元気を失い、松の木も暑がる。
・・
第3番 ヘ長調 RV.293「秋」
村人たちは踊りと歌で
恵まれた収穫を喜び祝う。
・・
第4番 ヘ短調 RV.297「冬」
冷たい雪の中の凍てつくような寒さ、
吹きすさぶ荒々しい風の中を行く。
・・
その他
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