アジア旅行記 |
【ミャンマー編】 '96/04/27〜05/08 更新日:'96/05/25
◆MTTってなに?
手っ取り早く言うと、外国人のための旅行情報センターです。旅行に関する情報を
仕入れたり、チケットの手配、果ては闇両替まで出来てしまいます。
◆情報センターの実力
ただし、他の街の情報は疎いようです。ヤンゴンのスーレーパゴダの近くのMTT
でマンダレーからパガンへの船のダイヤを教えてもらおうとしましたが、思いっきり
いいかげんで、「たしか」とかいって教えてくれたのも、間違っていました。でも、
正直に「分からないけど」と最初に言っていたので、実害はありませんでした。
◆チケットの手配
こちらの方は当てに出来るようです。(ただし、私は利用していません。)バス、
列車、飛行機のチケットに始まり、近郊の街までのタクシーを手配してくれます。
バス、列車についてはコミッションを取るため、チケット売り場に行ったほうが安い
らしいです。
しかし、逆の場合もあります。パガンでエアー・マンダレーを使ってヤンゴンに戻
るのに、パガンでチケットを購入するならMTTの方が良いでしょう。エアー・マン
ダレーのオフィスの隣にあります。エアー・マンダレーで購入するとUS$113な
のに対して、MTTではUS$108とUS$5安いのです。
タクシーを手配してもらい、ガイドも付けてもらって近郊の街まで小旅行をする場
合、次のようなことがありましたので、チェックがいるかも知れません。
ヤンゴンのMTTでマンダレーの情報を聞いていたとき、「今日の昼からの予定は
どうするの?」と聞かれ、特に予定がないことを告げると、「日本人の女の子が1人
でバゴーに行くんだが、車に乗れるからおまえもどうだ?」と誘われました。
チェックが必要というのは、これについていくと「ヤバイ」というのではなく、こ
の女の子は相乗りをOKしているのかどうか分からない点です。相乗りを望んでいな
いなら、手配を頼むときに告げておいたほうが良いでしょう。ちなみに、予定が合わ
なかったので、この小旅行には行っていませんので、MTTの人が勝手に相乗りを勧
めたのか、この女の子が相乗りを求めていたのかは不明です。
◆闇両替
MTTで公式に両替すると、公式なレートでの両替になります。これだとUS$1
=5〜6Ksです。闇両替でのレートは120Ks前後です。さすがにMTTの人も
公式レートでの両替を旅行者に迫ることはないようです。
で、レートが良いのか、悪いのかですが、とても良いとまではいきませんが、まず まずのレートです。(120Ks)少なくとも街で声を掛けてくるおじさん達の言い 値(115〜119Ks)よりは良かったです。また、道端でうまく交渉しても 125Ksというのが、私が(別の旅行者から)聞いた最高値ですから、ごまかされ る心配が少ないことを思えば、便利な所だと思います。