アジア旅行記 |
'97/04/26〜05/05 作成日:'97/05/18
◆あー、運ちゃんのペース
少し休憩した後、明後日のシェムリアップ行きのボートを頼んで外へ。ちょうどバ
イクタクシーの運ちゃんが声を掛けてきたので、明日月曜日は休館になってしまう
『トゥール・スレン博物館』へ行く。入場料2ドルと「歩き方」にあったが、賽銭箱
のようなものが置いてありUp to you となっていた。1ドル入れる。
門のところに義足の物乞いがいたが、そのままバイクに乗り出発する。足に障害を
負ったのは不幸なことだし、カンボジアの環境は知らないので無責任かも知れないが、
なんらかの仕事が出来ると思う。“安易に”お金をせびろうと言うのには納得できな
い。と思う反面、自分は薄情なのだろうかとも思う。
GHに戻るつもりだったが、バイクタクシーの運ちゃんの言う通り、王宮(シルバー
パゴダ)へ。運ちゃんのペース。まずい値段交渉してないのに、吹っ掛けられたら大
変。とか思いつつ、そのまま王宮に到着。
王宮では坊さんが女の子の写真を撮っていた。なんと俗っぽい。(一緒に撮ってい
たわけではないので、頼まれたのかも知れないけれど)シルバーパゴダの床に敷き詰
められた銀も見どころだが、それよりラーマヤーナの壁画の方が興味深かった。と、
こんなところでまた例のホアランポーンでの日本人に出会う。彼は明日アンコール、
明後日(?)バンコク、そしてノンカイへ行ってラオスとのこと。なっ、なんと忙し
い。
王宮内のお寺では地元の人がお祈りをしていた。こういうのはとても興味深い。お
寺の横でバーツで水を買おうとしたが、US$1=2500Bと話しが通じないのでパス。
(US$1=26.4B、US$1=2600Rと混同していた)バイクでGHへ戻る途中に川岸へ。結構
眺めが良い。屋台で水を買う。バイクタクシーの兄ちゃんが話を付けてくれて10B安い
!(と思ったが500R=5Bで買えるので本当は高かった)
ぐるっと回ってGHへ。さー問題のお支払い。Up to you というので50B出すと、
それは何ドル?分からないとシャーシャーと言う。うまいねー。他のバイクタクシー
仲間が加勢してくる。相場は1時間2ドルと言う。ちょっと高いよ!3時間5ドルじゃ
ないの?何だかんだと言って結局100B。大分やられた気がする。
◆夕方の散歩
少し休んで“歩き方”にあるマッサージを探しに行く。Niftyで事前に場所が変わっ
ているとの情報を得ていたのでラッキー。行ってみると実はGHのすぐ近くで、ワッ
ト・プノンの少し南のNCDPハンディクラフトと同じ敷地内だった。営業時間を確
認して、ワットプノンへ行ってみる。いやー、何もない。ながいは無用だった。
河の方に歩く。公園のようになっている中央分離帯では大勢の子供がサッカーなど
をして遊んでいる。河には渡し舟がいた。ボーッとするにはいい感じ。気温は少し下
がってきているが、道端の椅子は熱く座る気にならない。暗くなってきたし、夜は危
険と「すべての情報」が言っていたので戻ることにする。ヘールボップがみえないか
と少しねばるが、やっぱり不安になりあきらめる。でもボーッと見えだした。日本よ
り南より。高度は高い。本当は暗くなったら写真を撮りたかったのだが、シェムリアッ
プに行って「遺跡&ヘールボップ」をトライしよう、まだ機会はあるさ、と自分に言
い聞かせる。でも、この後1度もヘールボップを見ることはなかった。“安全第一”
は分かっていながら、ちょっと残念だった。
夕食はインド料理屋へ行く。Kottu Rotti なるものを食べてみる。お好み焼きを刻
んだものといえば良いか?これだけではさすがに単調で、途中で飽きてしまった。食
べ終わったとき、いいタイミングで店のおじさんが“他に何か”と聞いてくる。メ
ニューにはなかったが思わずプレーン・ロティを頼む。う〜ん、うまい!でもやっぱ
り誰か話し相手がいたほうが美味しいだろうな。帰る菜にに空を見上げるが、なぜか
夕方見えていた星すら見えない。飲み過ぎ?そんなことはないと思うが。
一旦床についたが、ビールのせいか、夜あまりにのどが渇くので下へ降り、フロン
トで水がないか聞いてみると冷蔵庫を指し示す。1本取って値段を聞くとフリーとの
こと。ラッキー。
部屋に戻ってごそごそしていた11頃停電になる。(後日談:シェムリアップで知り
あったYさんも停電に出会い、部屋に踏み込まれるのではと焦ったらしい。そこまで
心配しなくていいみたい。)GHだけかと思ったが、街全体が停電だった。その時外
を見ると星が沢山見えた。写真を撮ってみる。ちゃんと撮れたかな?