アジア旅行記 |
'97/04/26〜05/05 更新日:'97/05/31
朝食を食べに外へ出ると昨日のバイクの兄ちゃんが来ていた。早い。昨日「9時に」
と言ったのにまだ7:30だよ。「9時と言ったけどもう来てるんなら8:30にしよう」
と言って朝食を食べに行く。GHの近くでビーフン・スープを注文。TVでは何故か
英語の三文アクションドラマを中国語の字幕でやっていた。店のおじさんが油条(長
さ30cm、太さ3cm位の小麦粉を練ったものを捻って油で揚げたもので、中国の食べ物)
を持ってくる。何で持ってきたのか分からないので、そのまま置いておくと、持って
帰っていった。他のテーブルにも同じようにしていた。サービス? or “押し売り”
?どっちだったんだろう?1800リエルだったので1ドルを出すと900おつりが来た。ご
まかしなし。普通のところでドルのレートを知ってるなんて、うまい具合にできてい
る。
◆セントラル・マーケット
外からみると結構大きな建物なので2〜3階建てなのかなと思ったが、“平屋”だっ
たので思ったより規模が小さいと感じた。時計や衣類の店が多く、食材店などは少な
かった。ちょっと想像と違った。生地を売っている店の近くの壁際に仕立屋さんが沢
山いた。その場で仕立ててくれるみたい。建物の外側には植木屋もいた。さてGHへ
戻るかと思って、ハタと気付いた。マーケットの建物は東西南北4方向に対象なうえ、
道路もマーケットから8方向へ放射状に延びていて各面ごとの特徴が少なく、太陽も
ほとんど真上だし、方向が分からない。見覚えがあるような“気がする”方へ歩いて
いったら、当たりだった。よかった、よかった。

◆さて、街をあるいてみようかな
GHへ戻る途中もバイクタクシーの兄ちゃんの客引きががうるさい。いいかげんう
んざりしてきた。戻ると船のチケットが取れていた。ちょうどGHにいたバイクの運
ちゃんに朝6:30に迎えを頼む。1500R。
少し昼寝をして昼食へと、モニボン通りを南に向かってみる。なかなか丁度いい感
じの店がない。結局香港ホテルの南の萬里香小食店と言う店に入り、星州炒米と什菜
湯を頼む。星州炒米ってのはシンガポール風焼き飯かなと思って頼んだが、出てきた
のはビーフン。朝もビーフンだったのに、失敗。まあ、だいたい“シンガポール風”っ
てのがなんなのか分からないけど。宿へ戻る途中、朝のバイクタクシーの兄ちゃんに
会う。小さい街だねえ。