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4年前から工事で何度も通行止めに遭った行者還林道、やっと通ることができました。奈良県上北山村〜天川村の国道309号を兼ねた林道で、一番上にある行者還トンネル至る道は、深い谷に沿って登るハードな山岳路です。 通行止めだった時は北側にある峠道で迂回できる。国道169号「道の駅川上」から天川村へは、林道洞川高原線を通り、五番関トンネルを抜けて県道21号へ出るルートを数回走った。 行者還トンネルの天川側は登山客のクルマでいっぱい。登り終えたおじさんに伺った。 「弥山(みせん)と八経ヶ岳で往復7時間で丁度いいのではないか…」と教えてもらう。このコースで紅葉を見ながら登りたいなぁ。 (1)天川村側(河川沿い) (2)天川村側(山岳路) (3)上北山村(深い谷沿い) 地図(Mapion) |
西から 天川村側(河川沿い) | |
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【県道分岐】 国道309号新川合トンネルを抜け、天川村役場前の交差点を左に曲がる。Y字路を右へ。直進は県道21号。 |
【分岐手前のとうふ屋】 県道分岐の手前には、とうふ屋がある。一丁157円と高めだが、大豆が凝縮されて食感がよい。味も濃厚で美味しい。 |
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【客大杉】 御手洗渓谷や河原で遊ぶ客がいっぱい。駐車車輌も多く、離合も難しい。 |
【道幅狭し】 丁字路を右折して幅狭いトンネルが現われ、険しい道を予感させる。 |
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【悪い路】 舗装が割れ、ガタガタな場所もあります。 |
【河川沿い】 幅が広い川沿いが現われる。 |
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【林道起点】 川沿いに進むと、いきなり林道標識が現われる。古い標識は手書きだ。 |
【橋を越え】 橋を渡る川迫川と別れ、山岳路となる。 |
西から 天川村側 (山岳路) | |
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【冬季通行止め】 橋を渡る車輌通行止めの標識。 |
【落盤って…】 林道に入ると「落石注意」から「落盤注意」に変わる。岩盤ごとゴッソリ…? |
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【深い谷】 山から落ちた大きな石ばかりの谷。そんな深い谷にかかる橋を通り、さらに登ります。 |
【山】 大峰山脈の山々が見える。この尾根を辿る「大峰奥駈道」は吉野から熊野本宮まで繋がる。世界遺産である。 |
【たしかに落盤→】 |
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【到着・登山客多し】 トンネル西口に到着。意外と立派なトンネルだ。名前もしっかり書かれている。 紀伊山地で一番高い八経ヶ岳への登山口があるため、周囲には30台ほど登山客のクルマが駐車されている。私も登りたい。 |
東から 上北山村側(深い谷沿い) | |
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【国道分岐】 国道169号の川上村のループ橋、大台ケ原へ向かう交差点を越え南へ。 「世界遺産大峰奥駈道」と共に、天川へ向かう標識が現われる。 「R309大型車通行できません」が険しい道を予感させる。 |
【鋭角右折】 左カーブの交差点を、恐る恐る大廻りで右折する。 |
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【林道】 ココから林道が始まる。平日時間規制の看板や、道路情報を伝える看板がある。 |
【国道標識】 林道と国道を供用している。標識が小さめで真新しい。 |
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【冬季ゲート】 川沿いの緩やかな道から、ゲートをはさんで山岳路に変貌する。 |
【谷の向こうに】 向こう側の山の中腹に横線が見える。これから行く道だ。 |
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【谷越し】 深い谷を回って、先ほど見てた場所を見る。 奥行きと迫力のある景色のはずが、遠近感がマヒする。 |
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【深い谷】 あらためて谷の深さ、自然の雄大さが分かる。 向こう側の景色は空気のバリアで薄い色に見える。 |
【平日工事中】 平日は時間規制で工事をしている。通過できるのは2時間で10分だけ。 法面に網を架ける作業?ご苦労様です。 |
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【到着】 険しい山道でした。これは冬季や災害で頻繁に通行止めになるのも理解できる。 トンネルにも落盤注意の看板がある。まさかトンネルの中で? |