HP-TOP 磯採集いろいろ 2001年度の磯    

  初磯でございます (04/27) 夏休みの採集 (08/12)
  初磯から1ヶ月 (05/26) 久々に網を使う (09/16)
  ライブロック(温帯) (06/23) 風強し! (09/29)
  クロダイ (07/07) 11月に入って・・・ (11/02)
  ハナオコゼ (07/15) 今年の採集はおしまい (12/01)
  やっとお目にかかれた! (07/21)

今年の採集はおしまい(12/1)

朝起きて空を眺めると、薄雲が目立つ冬空、行くべきか?迷いつつコーヒーを入れていたら晴れてきた・・・!ウム行くべし!

そろそろ今年の採集も終わりにしようと思ってはいたのですが、中々踏ん切りがつかなかったわけで、2週間前にもSさん、Mさんと磯へは来ているのですが、その日は非常に風が強く、尚且つ寒く、とても採集している気分にはなれなかったのです。そういうわけで、少しでも採集気分の味わえる時を待ち、そうして今日、やっと磯へ行ってきました。

磯へ着いて、先ずは気になる水温を計る、タイドプールになりかけの処で 13℃(AM10:00)だった。もう死滅回遊魚が入り込む水温ではないことを実感しつつ、一応プールを廻ってみました。意外と波が高くて確認できない処もあったが、見られたのは、メジナ、ギンユゴイ、オヤビッチャ、シマスズメ、テンジクスズメといったところ、少しは例外を期待してみたものの、他には見られませんでした。

結局、今日は網を一度も使うこと無く、今年の採集は終了です。

Sawada さんと供に、Miura さんに 海 ⇒ 山 へと連れて行ってもらった処から、一景 (11/18)


11月に入って・・・(11/2)

まだ11月!例年なら張り切って行くのですが・・・今年はどうも違う、期待と諦めが半々の状態で行ってきました。

天気は良いが、意外と風がつよ~い。平日なのですが、私と同じ(ような?)スタイルで採集をしている人、ビニール袋と手鉤を持って徘徊する「食のグループ」が居る。

採集の人は初めて見かける方ですが、バックから折りたたみ式?の長網2本を出し、ためらうことなく目的のタイドプールへ足を運ぶ。此方へ来ると思っていたが、私の処を遠回りしてずーっと向こうへ行ってしまった。何を採っているのか聞きたかったんですけどね・・

タイドプールが程好い採取場所とみえる「食のグループ」「あ、美味しい・・」だって、ま、目的が違うので、仕方がないと諦めます。

前置きが長くなりましたが、結果として、採集したいと思うお魚はいませんでした。タイドプールで見られたシマハギは4cm程、3cm前後のフウライがいたプールの水温は16℃(外気温18℃)、う~ん頑張ってる!水温が低下していく海に置き去りにしていくのは忍びないが・・・連れては帰れないの・・・

11月に入って・・・というより、10月から気温、水温供に低下が著しく感じられ、また魚影も急激に薄くなったように感じるが、タイドプールに手を入れても「冷メテ~!」という程ではなかった。もう少しの間は、チョウ達も頑張れるかな?とちょっぴり期待が得られた今日でした。

ページの最初に戻る


風強し!(9/29)

干潮の週末、出かけない訳にはいきませんが、予報では風強し!、しかし行かなかったら悔いが残る、じゃー行って来よう!

気象予報どうりに磯は強風!タイドプール覗き派にとっては致命的で、普段の半分以下しか見れませんでした。風が吹いて水面に小波が立つと、どんな魚がいるか?というより魚がいることすら判らないのです。

到着して直ぐに採集したナンヨウツバメウオの子(約4cm)。

童顔といい、泳ぎ方といい、すんごくカワイイです!しかし、この先荷物になってしまう・・・と思い、ポィッとリリース。

そんなこたぁ簡単にできませんね。だって、見みれば見るほどカワイイのです。「連れて帰ろうかな~」「どーしょうかな~」「家には一匹居るしな~」「あの水槽に入れようかな~」「でも直ぐに大きくなるしな~」そんなこんなで1時間ほど連れまわし、結局、波の静かな所で放してあげました。

ページの最初に戻る


久々に網を使う(9/16)

やや仕事の疲労感を覚えながらも、疲れた精神を浄化する為には「採集がいち番~!」と思い、磯へ出かけてきました。当日は、小雨模様で時々曇り。そのせいか、日曜日なれど磯に見える人影はとても少なかった。

台風通過後1週間以内ということもあり、強力な波による磯の模様替えが所々に伺え、また、心持ち魚影も少なめで、色ものといえばソラスズメダイ、フウライといったところですが、採集は行なわなかったのです。

とあるタイドプールの隅にある漂流物(ゴミとも・・)を覗いて見れば、アミメハギ、シイラ、アミモンガラ、テンジクイサキ等と一緒に、記憶に無いお魚が2種3匹混じっております。これらを採集したのが下の写真2枚です。

採集したお魚をバケツに入れた直後、突然!頭上で大雷音!!私が手に持っていたのはキラキラ光る長い柄の網、思わずパッと放し、スタコラとなるべく低地へ避難したのです。怖かった~・・・・

前回から約1ヶ月振りの採集更新ですが、その期間は海に行ってません!な~んてことは無く、セッセセッセと通ったのですが、採集に至る魚は居なかった、否、見つけることが出来なかったのです。使わなかった網はズーッと車のトランクに入れっぱなしの訳で、今回は、そぉいうわけで久々に網を使うことができました。

水面に横たわっているのを撮影したもの、全長 1cm 弱。採集したときから、マツダイと思っているのですが、この頃は尾鰭が透明なんですかね??

水面を漂うし、水中でも流れに身を任せている、故に → ポンプに吸い込まれる!翌朝、一生懸命探しました、そして、ろ過器のウールマット上で発見し、慌てて水槽へ戻したのです。3日後の今日は、取り敢えず元気です、良かった良かった。

もちろん、吸い込み口にはネットを被せました。

左:イスズミの幼魚だと思うが・・・、全長 2.5cm。右の写真のようになるかもしれない?

右:1昨年8月採集のテンジクイサキの幼魚。この子も採集時は左の写真のようだった・・・

なんだかなぁー、もう少し様子を見てみることにしましょう。

ページの最初に戻る


夏休みの採集(8/12)

会社は夏休み!家族行事の合間をぬって平日3日、土曜1日を磯行きに費やしました。

1昨年と同じタイドプールで採集できたアミモンガラ。

デジカメで撮った写真がないので、撮影のために1週間だけ我が家にお連れしました。この写真は、「擬態」もしくは「死んだフリ」で横になって水面に浮かんでいるところを、水槽の真上から撮影したものですが、指でつっいてもこのままです・・・お見事!としか言いようがない。

今年初の白もの、トゲチョウ。

全長は 2cm 程、このサイズを採集したのは初めてで、採集時は別種と思い込み、帰ってからは一生懸命図鑑を引いてしまった次第です。

採集した次の日から、餌を食べることなど確認できないままフードタイマーをセットして、暫らく留守にしていましたが、帰宅して見たら、お腹は凹んでいない・・・何かしら食べていたようです(後日人工餌をついばむのを確認できた)

磯でお目にかかれたのは、実に5年振りのツバメコノシロ(8cm)

数日前のコショウダイと供に幼魚の写真は図鑑に載っていないと思う。泳ぎ方がサメに似ていて、もっと全身真っ黒のほうが見ていて精悍さを感じます。

60cm 水槽だとガラス面に前部を押し当てたまま動き廻る(出ようとしてるのか?)ので、鼻っ面を痛めてしまっている。広めの水槽に移したら鼻っ面を押し当てることは無くなった。

土曜日にご一緒したSさん父子の写真。

タイドプールで、小学生A君がチョウチョウウオを採ろうとしています。自分で採集する感動を味あわせたくて・・・父さんは言葉少なく静かに見守っている。

こうやってお魚の動きを目に焼き付けながら、みんな採集家になっていくんだ~

ページの最初に戻る


やっとお目にかかれた!(7/21)

今日は大潮!タイドプール巡りの順番をあれこれ考えつつ・・・磯へ出かけてきました。

タイドプールで、やっとお目にかかれた!豆チョウ。岩陰からピューッと出て、ピューッと隠れる姿を見ると、毎度のことながら心踊ります。太陽に照らされて泳ぐ豆チョウを、網で詰めていく「この時」と「網に入った瞬間」というのは採集冥利でありますな。

もうひとつの固体「マックロクロ」は何でしょう?怯えてこのように成ったのではなくて、海で泳いでいるときから「マックロクロ」なのです。

尾びれが無いように見えますが、尾びれ、尻びれの先は透明なのですよ。名前は、まだ確定できていませんが、メバル系~タイ系~ハタ系の顔つきでした。

写真のような 10cm ほどの浅瀬で6匹ほど見つけましたが、大きいほうを2匹選んで採集です。抵抗はほとんど無しで、あっさり網に納めることが出来た。

見えるかな?見えないよね?縮小したら点ほどになっちまったもん。ここでも豆チョウが一緒に居たのですが、もう採る必要は無いので無視です。

(7/29 追加)これは、次の日の写真です。

図鑑に幼魚の写真は載っていないが、成魚の写真等から、ヒゲソリダイではないかと思うが・・・水槽に入れて、最初に口にしたのは冷凍ブラインシュリンプ。1週間後の今は、人工餌を選り好みしながらも、一応食べるようになりました。

暫らく様子を観察して、海に帰そうと思っております。

(9/29 追加)全長は 45mm から 65mm と成長しました。

特徴もハッキリしてきました、で、この子はヒゲソリダイでなく、コショウダイですね。そう思って前の元画像を見てみると・・・うっすらと黒斑が見えるのです。私には、まだまだ観察力が不足しています。

ページの最初に戻る


ハナオコゼ(7/15)

しばらく海へ行ってないような・・・気がしてパッと行ってきました。しかし、朝 5:30 に磯到着!というのは、やはり少々辛いものがあります。

海は明るいが、お日様は水平方向、ちょっと深めのタイドプールの中は岩陰にてちと暗ぁ~い。「ちょっと見にくいな~」と言いつつ、自分の長い影を従えてタイドプールを廻ります。

帰り間際のタイドプールで、一服しつつ発見したのはハナオコゼ(5cm)。タイドプールにいつも居そうで居ないもの、実は自分で採集したのは始めてなのです(以前は妻)

「動かないから写真は撮り易いや!」と思いつつ水槽へ入れたのですが、良く泳ぎまわること!!1時間経ってもまだ泳いでいるので、落着ける場所が必要なんだと推測・・・岩組みしてあげたらず~っと其処に居るようになってしまいました。

ビューティフルではないがユーモラスなお魚です。

ページの最初に戻る


クロダイ(7/7)

前日のネット上での天気予報で、傘マークからお日様マークへ変身!私は落胆から嬉々へ!・・で行ってきました。

しかしっ、波のうねりが大きくてやや荒れ模様の磯、とても波打ち際などには行けません!

そして、出来立て直後のタイドプールなどは、押し寄せる波で白濁状態!また、ある場所では攻めぎあう波が私の身長ほどに上り立ち、タジタジとなった私は踵を返す時もありました。

 

どうしようもないので、波の全然来ないタイドプールを選んで覗いて廻りました。

メジナの群れの中に、やや堅い泳ぎをするのが 5~6 匹だけ混じっています。採集してみたらクロダイの子(4cm)。

幼さはあるものの、成魚の姿を連想させるには十分の容姿ではありませんか。

ページの最初に戻る


ライブロック(温帯)(6/23)

梅雨前線を気にしつつ、前日まで手にしていた傘を網に替えて、今日は家を出たのです。

今日の干潮はお昼頃とはいえ、磯へ3時間前に着いてみれば、既にタイドプール探索には充分な潮の引き具合。人影もまばらで、のんびりと採集をスタートしました。

しかし、目に付くのは大量のメジナとそこそこのカゴカキダイ・・・

そうして今日の潮高は -8cm 、普段は行けないところへも歩いて行けるのですが、ここまでくると、こりゃ~引き過ぎですな~。いつものタイドプールは完全に潰れてしまって陸地と化しています。まだ海藻も多い。

そうこうしているうちに、途中から急にキヌバリが欲しくなってしまいましたので、2匹だけ採集。

また、引いてしまった底(陸地になっちゃってるが・・・)から手の平サイズの石、いえ、ナマの温帯ライブロックを一つ拾ってきました。

トリートメントというか、洗ってるだけの最中に転がり出たのは8mm 程のヒトデの赤ちゃん。(左写真の石の上)まぁ、水槽に入れたら何処に行ったか皆目分からない・・・

今年の磯の状況は、採集を始めた6~7年前の頃と似ているように感じております。とすると、チョウ科が現れるのはちょっと遅めで8月前後になるかな?(根拠は何もありませぬ、感覚だけのお話です)

ページの最初に戻る


初磯から1ヶ月(5/26)

天気良し、風なし、という前日の Web 情報とはマッタク裏腹の天気でしたが、磯へ行ってきました。

黒潮は5月に入ってから、やや離れたところでず~っと停滞状態。この黒潮から放り出された豆チョウ達が来ているのではないか?という淡い期待があったのです。

メジナの幼魚は沢山いるのですが、夏向けのお魚はシマスズメダイ1匹とカゴカキダイが少々、どちらもチビチビでした。結局、網は使わずじまいで車のトランクへ・・・

でも、今日は、シーズン向けの面々が揃いましたよ。
Sawada さん、Miura さん、OD さん(初めてお会いしたグラサンのカッコイイ方、お話を聞いてみると、そりゃもう完璧なシーズン対応の人なのでした)。みなさんと話をしていると、今度の大潮時にも「来なくっちゃ!」と思ってしまうのです。

気に懸かることがひとつ、黙々と採集されてた「青年の方」に声を掛けそびれてしまいました。誰だろうな~?

ページの最初に戻る


初磯でございます(4/27)

天気良し、風なし、波なし、平日だし・・・、採集準備万端で海へ行ってまいりました。

この時期、採集できるお魚が、そう容易くいるわけではありませんが、「もしも・・・」というのが海にはあります。だから面白いワケで、採集の準備だけは何時も気合入りということになってます。

さてさて、見られた魚たちといえば、ベラ、ボラ、メジナ、メバル、チャガラ、クサフグといったところですが、メバルは「初めての種か?」と思ったけれど、余りにも幼すぎるものでしたから、持ち帰るのは断念です。

← アメリカ東海岸に向いている岩場、釣り人の多いところですね。

陽光を浴びるわかめ、水色の洗濯バサミで止めてあります →

今回は、残念ながらお魚の写真はアリマセン。水は冷たさを感じる程ではなく、磯を廻った時間は3時間ほどですが、しかし足が痛かった!冬季の運動不足のせいではなくて、新しく履いていった靴の靴擦れのせいです。帰り際に、フトかかとをみると、その靴の部分がピンク色に染まっているではありませんか・・・。

ページの最初に戻る


「↑Top」  「↑磯採集いろいろ」