クリオネ


北海道限定、ふるさと切手にもなっている「流氷の天使」。
その正体は、流氷の下に生息するプランクトンの一種。

この他にも、流氷の下には多くのプランクトンが
生息している。
それらを追いかけて、北方から魚の群も
やってくる。

流氷が去るまで、漁師さんたちは仕事がお休み。
氷の為、船を出せないからである。
しかしこの休漁期間があるからこそ、水産資源は
取り尽くされずにすんでいるとも言われている。

海が半分以上顔を出し、船が通ることの出来る水路もでき、
流氷が岸に戻ってこないめどが立ったときのことを
「海明け」と言うそうだ。
海明けの後、たくさんの魚がオホーツク海にむれているのは
そういう訳なのだ。

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