アサリの生態

 裕里と行ったとき(11/12)、この日は全くと言っていいほど釣れなかった。
 秋だから、ハゼを釣るのにはもってこいのはずなんだけどね。…まぁ、こんな時もあるよ。

 ちなみに、どういう時が釣れないかというと
@ 近日中に急激な気温の変化があった
A 前日もしくは当日、風が強く吹いた(川が荒れている)
B 天候が良くない
 …などが挙げられます。その他にも、暑すぎても寒すぎても釣れにくいらしい。


 『たかはし』の常連さんになってきて(毎週、大型バイクで乗り付ける変な2人組なので)、今回は友達まで得意げに連れてきたというのに…。
 釣れなくてがっくりとうなだれて、寒さでかじかむ指先を昔ながらのストーブで暖める私。

 そんな私たちに、『たかはし』のおばちゃんは、アサリ汁を振る舞ってくれた。
 冷え切った心と身体に、ウソみたいに染み込んでくる。…う、うまい。

 美味がっている私に、申し訳なさそうなおばちゃん。
「ごめんなさいね…。釣れなくって。これ、代わりといっては何だけど、持って帰って。」…釣れないのは、おばちゃんが悪いんじゃないんだけどね。
 ビニールの袋にオニの様に押し込められた、アサリをくれた。

 泥を吐かせて、翌日、スパゲティー・ボンゴレにしました。

 面白かったのは、アサリの生態っすね。
 ヤツら、人の見てないところで漏斗管(カタツムリの角みたいな出っぱってるところ)をだらしな〜く出して、ぱくぱくいってるのね。
 気持ちわる…。

 しかも、ぬろぉ〜っと出ているこの管から、時々水を飛ばすときたもんだ。飛距離は約20cm。結構力強いヤツである。
 飼うと面白いかも、と思いつつも、美味しく頂いてしまいましたとさ。

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