山田温泉「玄猿楼」(富山県婦負郡山田村湯1017)。

 この写真は「大浴場」。
 宿泊すると夢殿(岩風呂付き混浴風呂)、かま風呂、露天風呂、温水プール(25m×4コース)、バドミントンコートなどが利用できる(パンフを見ながら書いている)。ふむふむ。けっこう大きいホテルだな…。

 泉質は、低張性アルカリ性高温泉(カリウム・ナトリウム−塩化物泉)。泉温42度。皮膚病、外傷、高血圧、神経痛、リュウマチ、胃腸病に効くらしい。飲用可。うっすらしょっぱい。これなら、難なく飲める。


 なんで、このホテルの名前に「猿」という文字が入っているかといえば、猿が発見した温泉だからだそうだ。

 約1200年前、漁師が狩りをしていると、矢傷を負った老猿が大勢の猿に伴われて山田川の水辺に入り、傷ついた老猿に水を打ちかけている内にそれが治って、仲間と共に喜々として去っていった。
 それを見た漁師は不思議に思い、村人と調べてみると、温泉であったことが分かったのでした。

 なかなか適温。気持ちよかったぞ。猿に感謝…。

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