この踊りは、唄と三味線、胡弓(写真)に合わせて進行していく。
弦は3本で、弓で(ヴァイオリンを弾くときにも使っているような、あれです)こすって音を出す。
中国の音楽のような、少し異国情緒の感じられる音。聴いているとゆっくりと時間が流れていくような気がする。
写真のような若い弾き手もいれば、ベテランっぽい年輩の奏者もいて、様々だ。
ただ言えることは、1つの踊りの集団に三味線の弾き手はたくさんいるが、歌唄いと胡弓奏者は各1人すつ持ち回りでやっているということ。暗黙のルールがあるらしい。
この踊り、大正時代まで伴奏に胡弓は使用されていなかった。
いろいろな変化を遂げつつ、今の形に落ち着いたそうだ。