海賊 '97


97年10月4日。土浦の花火大会。全国の花火師が技を競う気合の入った花火大会です。
この日にあわせて海賊とその家族は土浦市内の高級住宅街にある友人宅(プラモ戦車部屋がある!)に昼間から大集結しました。我が家も家族で出撃です。
今年はあいにくの悪天候でしたが、主催者は開催を強行しちゃいました。
この雨でやるかあ、と思いましたが、カタギがそう来るなら海賊だって負けちゃあおれん。
やってやろうじゃないか。
という強気のクルーがいたので昨年に続き今年もナイトクルーズに フネ2艇でかけてしまいました。


集結した強気の海賊達

今年は雨のせいか人出は昨年に較べて大幅に少なく、また漁船宴会集団(波立てないでね)も数艇しかおらず、ちょっと寂しいクルージングとなりました。

でも花火はしっかり楽しみましたぞ。


川面に映える花火


間近で炸裂する20号玉

今年の反省点は、「海賊らしさが少し足りなかった」ということであります。
停泊する漁船宴会集団から酒やつまみを略奪するという行動を忘れていました。
漁船宴会集団は、フネの上で火を囲んでおでんらしきものをつついていました。
「おいしそうだな」とは思いましたが、「奪って喰おう」という発想は浮かびませんでした。
フネから降りて屋台で「オムそば」をふたつ買って5人で分けてしまいました。まだまだ甘いな、と反省です。

来年は「我らは海賊である。そのあったかそうな日本酒とおでんを我らによこせ。」
というのをやらなければなりません。
具体的には、へらへらと「おいしそうですね」と漁船ににじり寄り、雑談をかましつつ「食べない?」といわれるまでフネから離れない、という作戦になりそうですが・・・


Autumn