Ys6 THE ARK OF NAPISHTiM(イース6  ナピシュテムの匣)感想

評価基準はこちらにあります。

個人的な評価(クリア後の感想)


物語の評価  4/10
(内訳 h1=2 , h2=2 , h3=0 ボーナス=+0)

闇の一族(と思う)の設定を(少しは)解決している所で上の評点。
ただ、タイトルの「ナピシュテム」があんまり活きてなかったのと、
レダ族がなんで獣人でなきゃいけないのかが・・不明。


あと、レダ族のうち、特別な人だけ白い肌、というのは、差別っぽくて嫌です。
イーシャと村の子ども達が遊んでいる場面がゲーム中にもあればなぁ。

ところで、こうだったらいいな、という事項を以下に書きました。
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人間を奴隷のように働かせていた有翼人に反発し、
後に「闇の一族」とか呼ばれる一族が有翼人の技術を盗んで出奔。

奴隷を補充するため、動物達の遺伝子を操作して亜人「レダ族」を作った。

で、(「イース大全集」の設定を参考にすれば)有翼人の過去の行いを償うため、
6のアルマ、1,2のフィーナとレアは、自らの幸せを捨てて「昇華」した。
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まあ、ゲームで容姿端麗な一族が野蛮な侵略者、というのは無理なんでしょうけど・・・
(女性キャラは特に「萌え」好きな人に売る為、理想化されるんですけど。(ーー;))

でも、もしそうだったらストーリーは10点満点なんですけど、ね〜・・
(あ、でもテラ関係の場面とオルハ救出はありきたりでつまらないけど・・)

ゲームとしての評価  5/10
(内訳 h1=1 , h2=3 , h3=0 ボーナス=+1)

敵が様々な攻撃をしてくるのに対して戦法を変えるのが面白い。

アドルの動きも多彩で、下突き攻撃で連続ダメージを与えるときはとくに爽快。
(特にガッシュ戦で勝利するのに、ジャンプと下付きを多用しました。)
一つのダンジョンが作り込まれており、ダンジョン巡りをしなくていいし、
プレイ時間をとらないところも忙しい身にはうれしい。


評点が満点でないのは、ダッシュジャンプができない人が必ずいると思うから。

これができないと宝箱がとれない上に、攻略も難しくなってしまう。
プレイヤーを選ばないというイースにしかない魅力を考えると少し残念です。

ちなみに、家のパソコンのキーボードは古く、押した後の応答が遅い上に固くてキーは押しづらい。

足場が悪いときのダッシュジャンプの成功率は10%あるかないか・・
(そのため、マジュヌーンに会えなかった・・)

あと、画面が遠景に切り替わったり近景に切り替わったりするので、
その辺が評点が低めな原因です。(ビデオゲームよりはまし)


音楽の評価  2/2
音楽も軽快で、最近のゲームにありがちな交響曲狂いもなく、楽しくプレイできる。
レダ族の集落、リモージュ等の曲もとても感じがいいとおもいます。


登場人物(ヒロイン/脇役)の評価 3/10 <
(内訳 h1=0 , h2=2 , h3=1 ボーナス=0)

イーシャと妖精三匹の活躍が良かった(個性があった)ので3点。他は容赦なく0点。
(しかし、彼女達が幼女趣味の萌え人気を獲得したのならば、0点ですが・・)
オルハは、エターナルのフィーナとリリアとを合体した感じで独自性がない。
(結局、オルハはアドルの仲間として戦ってくれなかったし)

海賊のくせに、テラがまるっきり役立たずで無個性なのにはがっかりした。
テラは従順でか弱いから、アドルを追っても保守層から非難されないんだけどね。

評点は、ドラマをもり立てる個性(独自性)が感じられたかどうか、に依存するので、
ヒロインのお顔が可愛いか否かには依存してません。あしからず。

個人的に、オルハとガッシュの交流があったら面白いと思うのですが。
(恋愛関係である必要は全く無し)
そうだったらオルハも面白いキャラクターになりえたかも。

例えば、アルマ側と闇の一族側の争いの原因に関わるサイドストーリー。
アルマの巫女であるオルハと闇の一族の末裔であるガッシュの互いを憎む気持ちから、
アドルの居ない所で攻防戦が繰り広げられて2人は戦友となるとか・・
そうだったらいいのにな〜(^^;)・・ま、無理か。(笑)



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