FFAnalyzerの主な操作方法&機能


目次

■ 設定(プラグイン設定)


メニューの[設定]-[プラグイン設定]をクリックすることで、[プラグイン設定&情報確認]ダイアログ が表示されます。
プラグインビューには、現在使用可能なプラグインリストを表示します。その中でチェックマークが 付いているプラグインが使用設定されているプラグインです。チェックマークが付いていないプラグ インは使用されません。
チェックマークの付加、削除は、そのチェックマークを直接クリックするか、又は目的のプラグイン を選択し、[有効化](又は[無効化])ボタンをクリックすることでも行えます。
なおこの選択状態で[プラグイン情報]ボタンをクリックすることで、そのプラグインのバージョン、 著作権情報が表示されます。

目次に戻る

■ 設定(ショートカット作成/削除)


メニューの[設定]-[ショートカット設定]をクリックすることで、[ショートカット設定]ダイアログが 表示されます。
チェックの付いている項目が、現在ショートカットが作成されている箇所を示します。チェックを付加 することで、指定の箇所にショートカットの作成、またチェックをはずすことで指定箇所のショートカ ットを削除できます。

目次に戻る

■ ファイルの読み込み


メニューの[ファイル]-[開く]で表示されるダイアログで、[ファイルの種類]のドロップリストからファ イルタイプを選択し、読み込むファイルを指定してください。
ドロップリストには、プラグイン設定において使用設定された ファイルタイプが表示されます。
なおエクスプローラー等からファイルを、FFAlyzerのウィンドウ内に直接ドラッグ&ドロップすることで も、ファイルの読み込みが可能です。

ファイルを読み込むと、下図のように、ツリービューにツリー型データ、ダンプビューにファイルのダ ンプデータが表示されます。
対応するプラグインがないフォーマットのファイルか、該当するプ ラグインの設定が不使用に設定されている場合は、フォーマット解析は出来ません(ツリー型デー タは生成されません)が、ダンプビューのダンプデータ表示機能は利用可能です。

目次に戻る


■ ツリーデータの開閉


ツリービューのツリーデータは、, マークをクリックするか、またはツリーアイ テムをダブルクリックすることで、開閉されます。

目次に戻る

■ ツリーアイコンの意味


読み取りファイル名
複数のデータ項目で構成されるブロック名を示します。ブロックは各フォーマットにより、チャンク、 セグメント、構造体などの呼ばれ方をします。
データ項目名。
データ項目(又はブロック)の開始アドレスを示します。
データ項目(又はブロック)のバイトサイズを示します。
データ項目(又はブロック)の値を示します。
オフセット先のデータ表示、複数データ表示、コメント表示など、各プラグインにより、補助的な 目的で任意に使用されます。
IFD 0下の, は、IFD 0(Image File Directory 0)ブロック の先頭アドレスが0x0000a37aで、 サイズが162バイトで構成されていることを表します。
IFD 0内の項目IFD Entry Count下の, , はIFD Entry Countの先頭アドレスが 0x0000a37aで、データサイズが2バイト、値が13であることを表します。
IHDR Chunk下の, , は、IHDR Chunkの開始を示す形式コード の先頭アドレスが0x0000000Cで、サイズが4バイト、値が0x49484452("IHDR")であることを表します。 また項目Chunk data size下の, , はChunk data sizeの先頭アドレスが 0x00000008で、データサイズが4バイト、値が13であることを表します。
項目Value下の, , は項目Valueの先頭アドレスが0x0000a3a8 で、データサイズが4バイト、値が4であることを表します。そしてこの値4がCCITT G4FAX圧縮方式 に該当することをコメントで示しています。
値がそのフォーマットで定められた特定の意味を持つ場合は、出来るだけコメントを表示するようにし ました。
項目Offset下のはXResolution値の格 納先アドレスを示します。
はその格納先の値を、Type項目で示されて いるRATIONAL形式で表示しています。
項目Offset下のはStripByteCounts値 の格納先先頭アドレスを示します。又その個数は項目Count下の 値が示すように13個です。
はその格納先の値の先頭3個を表示してい ます。


■ ツリービューとダンプビューの同期表示


ツリービューでデータ項目(又はブロック)を選択すると、ダンプビューで該当領域が選択表示されます。 該当領域がダンプビューの表示外の場合は、自動的にダンプビューはスクロールされます


目次に戻る

■ ダンプビュー内の検索


ダンプビューのセンター領域では、検索が可能です。センター領域で検索ストリングを選択した状態で、 メニューから[検索]をクリックすると、開かれるダイアログに選択した検索ストリングがセットされます。 又前もって選択を行わずに検索ダイアログ上で検索ストリングを入力することも可能です。
大きなファイルサイズでの検索はかなり時間がかかりますのでご注意下さい。 検索ストリングの最大長さは16バイト分までです。


目次に戻る

■ ファイルレポート(概要)の表示、印刷、ファイル出力


[レポート]メニューが有効の場合、ファイルレポート(概要)を表示することが出来ます。
又開いたレポートダイアログの[印刷]ボタンをクリックすることで、ファイルレポート(概要)を印刷、 [ファイル出力]ボタンをクリックすることで、ファイルレポート(概要)をファイル格納することが出来 ます。

※[レポート]メニューが有効となるのは、ファイル読み込みに使用されたプラグインがレポート機能を 持っている場合のみです。

目次に戻る   FFAnalyzer トップ目次に戻る