”太平洋の白鳥” * 帆船日本丸 In 糸魚川市・姫川港
 寄港期間:2013年 8月2日〜8月6日  
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新潟県糸魚川市の姫川港は、昭和48年の開港以来、今年で満40周年を迎えました。
その記念事業として、日本最大級の帆船「日本丸」が実習生106人と乗組員57人を乗せて
8月2日姫川港に初めて入港した。「日本丸」は独立行政法人・航海訓練所の練習帆船で、
姫川港には8月6日まで寄港している。8月3日には実習生による帆を張る訓練(セイルドリル)
を実施。実習生は船底からの高さが55メートルもあるメインマストに裸足で駆け上り、約1時間
掛けて4本のマストに真っ白な帆を張り巡らせた。青空を背景に「太平洋の白鳥」と称される
優美な姿が披露されると、岸壁を埋めつくした大勢の見物客からは大きな拍手がわき起こった。

開港40周年記念事業で、「太平洋の白鳥」*帆船 日本丸が糸魚川に初寄港!
8月2日・09:47、国内最大級の帆船 日本丸が二艘のタグボートに引かれ、姫川港に姿を見せた。

あいにくの天気模様ですが、市関係者や市内の保育園児と市民ら多数が小旗を振って迎えるなか、
帆船 日本丸はゆっくりと西埠頭に接岸しました。

埠頭では歓迎セレモニーが開かれ、岸壁に整列した乗組員57人と練習生106人を前に、親不知太鼓の
子どもチーム「子不知太鼓」が力強い太鼓演奏を披露した。
歓迎挨拶に立った米田 徹市長は、「皆さんの来港は姫川港にとって名誉なこと。40周年に花を添えて
もらい感謝に堪えない」とスピーチし、園児から歓迎の花束を受け取った熊田船長は「40周年おめでとう
ございます。訓練生が来年プロの船乗りとして姫川港に来たら温かい目で見守って下さい」とあいさつした。


寄港した日本丸は1984年に就航した「独立行政法人航海訓練所」の練習帆船で、全長約110メートル
総トン数2570トン、帆数は36枚で畳約1700枚分にもなる、国内最大級の帆船です。
姫川港に練習帆船が寄港するのは2003年に姉妹船「海王丸」が来て以来10年ぶりとなります。
超広角レンズで撮影。

入港2日目の8月3日・午後1時〜4時には、帆を張る訓練と帆を畳む訓練のセイルドリルがあり、
36枚(横帆18枚、縦帆18枚)の帆を張ったり畳んだりするのに要する時間はそれぞれ約一時間。
◆セイルドリル 訓練スケジュール
  ・13時頃〜 展帆開始
・14時頃〜 総帆展帆(セイルを張っている状態)
・14時30分頃〜 畳帆開始
・15時30分頃〜 総帆畳帆(セイルを畳んでいる状態)
・16時頃  終了


入港3日目の8月4日・午前9時〜11時と午後1時〜3時半の2回、船内一般公開が行われました。


また、8月3日、4日の2日間は、夕刻から22:00までイルミネーション点灯とライトアップが行われました。


8月6日、8月2日から寄港していた帆船日本丸は、いよいよ今日の14:00過ぎに出港します。
西埠頭では出港セレモニーが開かれ、岸壁に整列した乗組員57人と練習生106人を前に、
米田 徹市長は、この度の寄港に感謝の意を述べ、これからの航行の安全を祈りますと挨拶。


タグボートに引かれて岸壁を離れた日本丸は、出港の際、全員がヤードの上に登って整列し、三度
「ごきげんよう」と歓呼して、見送る人にあいさつする「登檣礼」を披露。その凛然とした姿は
見送りに来た多くの人々に深く静かな感動を与えてくれました。


そして、最後の最後のお別れの時がやって来ました・・・。
汽笛を3度鳴らし、2隻のタグボートに曳かれて静かに出港して行きました。

おしまい!どうもお疲れさまでした。 ご訪問有難うございました!
番外編-1* 総帆展帆の日本丸をバックに記念撮影!
通常、帆を張る訓練は洋上で行うため、帆を張った全体の姿を自分達は見る事が出来ない。
実習生たちは岸壁に下りて、力を合わせて展帆作業した姿を写真に撮っていました。

番外編-2* セイルドリル・畳帆の光景とそれを見守るファミリー

36枚・全ての帆が広げられた・・・総帆展帆。これぞ ”太平洋の白鳥”の優美な姿です。


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