帆船日本丸 セイルドリル In 糸魚川市・姫川港
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セイルドリル実施日:2013年08月3日 帆船日本丸・寄港のページ
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画像説明:セイルドリルで広げた帆を畳み、ヤードにロープで巻き付ける作業中です。
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セイル・ドリルとは・・・
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岸壁に停泊したまま、帆(セイル)を広げる訓練、帆を畳む訓練を着岸中に行います。
約100名の実習生が力を合わせて作業にあたりますが、それぞれの訓練に約1時間を要する。
実習生が一体となるチームワークが見どころ。4本のマストにそれぞれ6枚の横帆と、最後尾の
ジガーマストに縦帆など、全部で36枚の帆があります。海面からメ インマスト上まで約50mあり、
世界最大級の大型帆船となっています。
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セイルドリルで「帆を広げて畳む」作業順序は次の通りです。
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黄色のヘルメットに白い作業服を着た訓練生やグレーの作業服を着た乗組員の方々が、
「総帆展帆」のため続々と甲板に出てきます。人数はおよそ100名位との解説です。
若い女性の訓練生の方もいました。甲板に出た後、全員整列をしてから“シュラウド
(縄ハシゴ)”を登ります。帆を広げる作業は全て人海戦術。ひたすら人力です。
船から垂直に立っている4本の柱が“マスト”。マストに水平に付けられているのが
“ヤード”です。この“ヤード”には“セイル(横帆)”がロープで巻きつけられていて、
帆を下に広げた時には“セイル”を支えます。
さあ、各自のポジションにつき、指揮官の号令で展帆の作業を始まりました。

上の画像をよーく見ると、ヤードに張られたロープに足場にし、縄をほどいている
様子がわかります。最高マストの高さが水面から50メートルありますから、一番高い位置の
ヤードに登っている人は、怖くはないんでしょうかね?ロープを巧みに操って、畳まれた帆が
少しずつ解かれていきます。ちなみに、帆に使われている布は“帆布(はんぷ)”と言われる布
キャンバス地といった方が、わかりやすいかな。耐久性があり、丈夫で結構長持ちします。
作業が始まってから、約25分が経過。じっくり・じっくり、徐々に帆が広げられていきます。
ちなみに帆は全部で36枚、面積でいうと畳で約 1,673枚分もある。約45分が経過。そろそろ
展帆作業も終わりに近づいています。展帆に約1時間が掛かり、畳帆にも約1時間が
掛かるそうだ。静かな土曜日でしたが、ホイッスルの合図や掛け声が西埠頭に響いています。
約1時間で展帆作業終了!すごく迫力がある帆船の雄姿です。帆を広げた帆船の美しい
姿は、「太平洋の白鳥」とも呼ばれて、親しまれています。
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ロープの解いたところから順次降りてきます。


帆は甲板に降りてから、四方に張り巡らされたロープを使い甲板で広げます。



一番下の帆は最後に広げられます。

36枚の全ての帆が広げられました。総帆展帆。

一斉に広げた優雅な姿を見ようと詰め掛けた人々。

せっかく張った帆ですが、14:30からはもう帆が畳まれて行きます。

甲板のロープで、すっかり巻き上げられた帆。

ロープでヤードに巻きつけるため、訓練生がぞくぞく登って行きます。

乗組員や訓練生がぞくぞく登って行きます。

乗組員や訓練生がぞくぞく登って行きます。

乗組員や訓練生がぞくぞく登って行きます。

画像をよーく見ると、ヤードに張られたロープに足場にしての作業です。

訓練の成果もあり、手際のよい作業です。

そろそろ畳帆作業も終盤。終わった人は降りてきます。

畳帆作業も終わり、訓練生や乗組員も続々降りています。
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