Field2008

field_p000.jpg(13612 byte) ワンダリング。茨城メインであちこち出没しています。
2008年9月3日(水)4:30頃ポイントUID気温未確認
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(画像:樹皮下に潜むコクワ♂(大顎しか見えないけど))

連日の夕立・雷雨でなかなかフィールドへ行けなかったので、仕事帰りに寄ってみた。
樹皮下にコクワ♂×1・表面にコクワ♀×1のみでした。樹液が殆ど出てなく他の虫も少なかった。 下草からは沢山の虫の鳴き声が。日中はまだ30℃越えたりしますが、フィールドは確実に秋の雰囲気が。。
晴れの日を狙って2次発生ノコなど観察しに行きたいなー(もちろんヒラタ探索も)。

○今日の観察
コクワ♂×1(35mm位?)・コクワ♀×1


2008年8月25日(月)20:30頃ポイントUID気温24℃位

小雨が降る中、仕事帰りに寄って見た。
結果はコクワ♂を一匹観察したのみ。ここ数日の雨模様で樹液も洗い流され、虫は少なかった。
そろそろカブトも減ってきて、クワガタ2ndシーズンが始まるころ。このポイントにヒラタは居なそうだが、もう少し地元での探索を続けたいと思う。

○今日の観察
コクワ♂×1(30mm位)


2008年7月27日(日)ポイントTFP消滅

ワゴンRのタイヤ交換へ行く道中、ポイントTFP近くを通り掛かって唖然とした。山の雑木が丸ごと伐採されて何も無くなっていた。
元々公園脇の山で開発されそうな予感はあったのだが、最近来ていなかったので変化に気が付かなかった。 これまで何度も足を運び、普通種観察を楽しませてくれたポイント。いつか子供達を連れて観察に来たかったのだが。。残念でならない。


2008年7月10日(木)昔話的感想

YOUの生息地(笑)は茨城県南部。
近年、急速に開発が進んで宅地・商業地共に増加しています。都心のベッドタウン的に発展しているようです。

今から20数年前、YOUが小学校低学年の頃はまだ開発初期で自然も沢山残っていました。農業がメインの場所でしたので、雑木林・水田が多くありました。 丁度今位の時期に河川近くの水田へ行くと、車のヘッドライト目掛けてホタルが殺到(!)してきました。子供でも容易に捕まえられる位、群生していました。
今じゃ考えられませんが、何匹か捕まえてきて家で観賞したり。ごく普通に生息してました。ホタルの成虫は殆ど何も食べず、短命であることもこの時学びました。
夏休み前には、登校途中に雑木林へ突入しカブト・クワガタ虫を捕まえて帽子の中に入れて学校へ行きました(中でオシッコされたりして(笑))。

ある時、上級生が1匹のクワガタを手に教室へ自慢しに来ました。それがヒラタクワガタでした。地元でのヒラタ探索をイマイチ諦めきれないのはこの時の経験によります。
その頃ちょっとした虫博士を気取っていたYOUは「まあまあ珍しいね」とか言ってましたが、心の中ではそのヒラタがどこで採れたのか気になってしかたありませんでした。
当時、地元で普通に見られたのはカブ・ノコ・コクワの普通種3種で、極稀にヒラタが見つかる程度でした。関東平野の平地部では多分どこでもこんな分布でしょう。
灯下採集や樹液採集で見つかるのは上記の普通種ばかり。今のようにクヌギを舐めるように調べたりしなかったので(笑)しかたないですね。
結局自分の手でヒラタを捕獲することなく子供時代は過ぎていきました。。

数十年後、当時の記憶を頼りにあちこち巡ってみるとホタルの姿は皆無。雑木林だった場所は宅地や店舗に変わっていました。
かろうじてクヌギが残っている場所でも、殆どの木が伐採されて虫の姿はありませんでした。
こんな状況下でも、どこかでひっそりヒラタは累代しているのか?雑木林の減少と共に消えてしまったのか?他県へ遠征する前に地元でのヒラタ探索にこだわってみたい動機がこの辺にあるのです。


2008年7月9日(水)20:00頃ポイントMT周辺25℃位
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今日の仕事は日勤だが残業ですっかり遅くなり辺りは暗くなってきていた。ならば、と少し足を伸ばしてポイントMT付近へ行ってみることにした。
目的はクワ以外の「ある虫」の生息調査だ。現地に到着し軽く調査開始。と、その前に昨年もチェックしていた近くの水田墓地のクヌギを見てみる(クワ以外じゃ・・(笑))。
樹液は出ており、洞の周囲に40ミリ位のコクワ♂×2・♀×1がいた。ここはまだカブトがきていないようだ。
場所を移動し、さらに調査続行。ふとある場所が気になり、車を下りて調査・調査(笑)。・・で、道端で僅かな光を発見しました。
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分かりますでしょうか?違う個体ですが、近くで撮影したのがこれ。
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そう、「ホタル」です^^;)
ヒラタ探索と平行して進めていたのがホタルの生息調査でして、ようやく成果が出せました。 結果的には昨年より目星を付けていた場所付近にて観察できたのですが、ホタル観察は本当にタイミングが大事なようです。
日没直後の時間や、気象条件・発生時期が合わないと出会える確立は激減します。今日はやや風が吹いており群れ飛ぶような感じではありませんが、道端や草の葉裏で静かに光っていました。
このポイント付近には民家や外灯なんかもあり、ホタルの光は良く見ないと分かりませんね。谷津田のような外灯の無い場所の方がロマンチックでしょうけど、贅沢は言いません。20数年振りに観察できたので満足です。
もう少しゆっくり観察できるポイントを探して、いつの日か子供達と一緒に来れたらいいな、と思います。これ以上生息エリアが減少しませんように。。

○今日の観察
コクワ♂×2・♀×1 ホタル×10〜20位


2008年7月8日(火)1:00頃ポイントUID気温26℃位
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仕事帰りに気軽に寄れる場所、ということでまた行ってみた。そろそろノコが出てきてるかなー、という期待もありまして。
樹液場ではカブト♂がバトル真っ最中。少し上の方ではペアでお楽しみ中(笑)だったり、近くを飛び回っていたりととても賑わってました。
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良く探して見ると、カブトに混じって(中)小歯形のノコがいました。他の木を見に行って、最後にまたこの木を見てみると裏側に大歯形ノコもいました。 小振りなノコ♀も発見。他に何か、と探すとここのポイントにずっといるらしい大柄コクワ♂が木の根元辺りにいました。頑張ってはいますが、カブト・ノコが出てくるとコクワの居場所は無いですね。
他の木で樹液場を確認できなかったが、このクヌギ1本にたくさんの虫が集まっていたことからも樹液の出がやや遅い?のかもしれません。 やはりここにもヒラタはいないようだが、カブ・ノコ・コクワ普通種3トリオを観察できたので楽しかったです。

○今日の観察
カブト♂・♀×約6 ノコ♂×2・♀×1 コクワ♂×1


2008年7月1日(火)1:00頃ポイントUID気温21℃位
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暫く雨続きでろくにフィールドへ出向けなかったが、今日は午前中に雨も上がり気温もまずまずなので寄ってみた。
前回訪れた時、コクワ天国だった樹液場についに甲虫王者が出現!少し上の方にはメスもいました。 いよいよ夏到来って感じ。目立った成果も無いまま早くもフィールド前半戦終了〜^^;
カブト以外に何か、と探して見たら前回見たのと同じ(多分)大きめなコクワ♂のみ表面に出ていました。コクワ♀もいたが捲れの奥に隠れている。 まぁこんな感じで、カブトシーズンが始まると樹液場はどこもカブト・カブトで、唯一ノコギリクワガタが対抗して頑張ってる位になります。 その他のクワガタは捲れや洞の中でチビチビ樹液を舐めて、カブトシーズンをやり過ごす訳ですね。ますますヒラタ探索が難しくなる。。
梅雨が明ければ一気にカブトモード突入!ですが、諦めずにヒラタ探索続けます!!
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(唯一樹液場に出ていた勇敢な(笑)コクワ♂)

○今日の観察
カブト♂・♀×各1 コクワ♂・♀×各1


2008年6月18日(水)1:00頃ポイントUID気温20℃位
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ここ数日、梅雨の晴れ間が続いて気温の高い日が続いている。何処かチェックしに行けないものかと考えて、仕事帰りに気になっていた新規のポイントへ寄ってみた。
通勤途中にある田園脇の雑木林。日中下見してないので期待薄だが、取り敢えず調査する。軽自動車ならそのまま入れそうな道幅だが、夜間ということもあり徒歩で行く。 パジェロミニなら躊躇無く入って行く所だがワゴンRでは冒険はできません。
少し入った所で良さそうなクヌギの木があった。細めだが、良く見ると何ヶ所も捲れや小さな洞があり期待できそう。木の裏側を見たら案の定コクワのペアが張り付いていた。 目線の高さにあった捲れを見ると、大き目なクワガタが身を隠しきれずに動いていた。ヒラタか?!と思いきや40ミリオーバーのコクワ♂でした(やっぱりな)。 かなり大きく見えたので写真を撮ろうとライトを照らしたら、ボトッと大きな音を立てて落ちてしまった(捲れからわざわざ落ちなくてもねぇ)。結局、草むらに紛れて発見できませんでした。
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そこから少し先に進んだ所で、まあまあの太さのクヌギがあった。トラップ痕と思われるビニール紐が2ヶ所ぶら下がっていた。
頭上のやや高い位置だが洞や捲れがある。根元の方をみたら広範囲に樹皮を剥がした痕が見られた。昨シーズンのことだろうが、こんなことしなくても十分樹液採集できそうな木なのにね。 隠れる場所が無くなったら、クワガタは来ませんよ。樹液はあまり出てなかったが、もう少ししたら期待できそうかな?
さらに進んでいくと道が少しぬかるんでいた。歩けない程ではないが、今日は半袖・スニーカーの軽装なのでここで引き返すことにした。
このポイントはクヌギ・コナラばかりではなく、スギなども結構あるので日中にもう少し良く見て歩きたい感じだった。 夜間の新規開拓は思うにままならないですねぇ。

○今日の観察
コクワ♂・♀×5匹位(ライト照らすとパラパラ落ちて写真撮れませんorz)


2008年6月6日(金)1:00頃ポイントTFP気温22℃位

仕事帰りに寄れるポイントは限られているが、結局いつもの所へ行ってみた。
結果から言うと5月23日にコクワを観察したコナラの捲れに極小コクワ♂×1を見たのみ。 所々樹液が出始めてはいるが、本格オープンには今しばらくかかりそう。クヌギも少し樹液が出ていたがクワガタの姿は無かった。
梅雨の合間に他のポイントへも行ってみたい(できれば新規開拓も・・)。


2008年6月5日(木)感想

関東では6月2日頃の入梅宣言となった。確かに雨降りな日が多く、気温も低下している。
昨年は7月末までダラダラと長梅雨だったことを考えると、今季はクワガタの活動時期も平年並みに戻るのではないだろうか? カブトやノコの観察例も僅かながら報告されているので、晴れが期待できる今週末はヒラタ探索のチャンスだと思う。
時間が取れれば何処かしら出掛けてみたい所だが・・。


2008年5月23日(金)1:00頃ポイントTFP気温20℃位

ここ数日、日中の気温が25℃を超えていて今日は夜間の気温低下も程々なので、会社帰りに今季初フィールド出撃してみた。
樹液は殆ど出てなく、クヌギは全然カラカラな感じ。その中でポイントに入ってすぐのコナラで少し樹液が出ており、ゴキブリ・ゲジ・ケシキスイ等、馴染みの客が集まっていた。 捲れをよく観察してみると小柄なコクワ♂の顎が見えた。祝今季初野外コクワ。しかしライトで暫く照らしていたら、捲れからスルッと落下して見えなくなってしまった(半分以上隠れていたのに落ちなくても・・)。
さらに捲れの奥を見るとコクワ♀の頭が見えた。早々とペアリングしていたようだ。
残念ながら写真が取れなかったが、雄雌ペアで観察できたので良しとしよう。今年こそ茨城県産ヒラタに出会えるだろうか? ポイント新規開拓できてないのでかなり不安だが、出来るだけ頑張ってみようと思う。


field2007

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