Field2007

field_p000.jpg(13612 byte) パジェロミニのお陰で随分冒険できました(笑)4×4って良いわー。
2007年9月20日(木)0:50頃ポイントTFP気温23℃位
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前日にポイントへ寄った時には小雨上がりでやや肌寒く、わずかにコクワ1ペア観察したのみであった。 樹液場にはコガタスズメバチ(?)が群がっており、ナメクジ・ゲジ等しか居なかった。
今日は日中気温が30℃を超えそこそこ期待できるかと思い行って見た。
大歯型ノコ♂がゆっくりと威嚇してきた。初夏発生個体の生き残りだろうか?中歯型ノコ♂も1匹観察できた。
コクワは5〜6匹。さすがにカブトの姿はどこにも見当たらなかった。
あと気になったのはクヌギの木が数本無くなっていた。どうも伐採されたようだ。来シーズンも同じように樹液観察できるとは限らないな、と思い知らされた。 ポイント新規開拓続けないと散策もままならなくなりそう。
虫の鳴き声が響き渡り、雑木林の中はすっかり秋の気配。


2007年8月23日(木)9:00頃ポイントTFP気温25℃位
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8月19日の散策でポイントTFPへ寄っていたのだが、カブクワを観察することはできなかった。
今日は時間的に前回より良さそうなので仕事帰りに行ってみることにした。
結果は洞内にコクワ♂×1、樹液場にノコ♂大歯型×1・中歯型×1、カブト♀×1を観察できた。
その他はシロテンハナムグリ・ゴキ・ゲジ等。
時期的な影響か、メスが姿を消していた。夏の終わりに向け産卵行動中なのだろう。
カブト♂を見かけなかったことから、シーズン後半を実感した。今季長梅雨で発生が遅れたはずのカブトだが、連日の猛暑で一気に活動のピークを迎え減少しているのかもしれない。
今後のフィールドは2次発生ノコやヒラタ探索がメインになりそう。終盤戦どこまで結果を出せるやら。


2007年8月19日(日)2:30頃ポイントMTFS他気温23℃位

今日は残暑も和らぎ、幾分過ごし易い陽気だった。
出発時間がやや遅くなってしまったが、先日仕掛けたトラップを見に行ってみた。
水田墓地の樹上に置いたトラップは、落下して根元に転がっていた。裏返すとコクワ♀らしき虫が草むらに落っこちたが、確認はできなかった。
同樹液場には、チビカブト♂×1と8月17日に観察した(多分)コクワ♂×1がいた。
MTFSのトラップには、蛾・ゴキブリ・蟻がいるのみでクワガタの姿は見られなかった。
例年8月の中ごろに虫が薄くなる時期があるが、まさにその期間にはまっているような気がする。道中、ポイントTFPへ寄って来たのだがカブトの姿すら見えなかった。
トラップを仕掛けるには非常にまずいタイミングだったようだ。雑木林の中はまるで秋が訪れたように、静かに虫の音が響いていた。


2007年8月17日(金)2:30頃ポイントMTTL他気温27℃位
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連日、日中の気温が30℃を超える暑い日が続いている。夜間も気温が下がらず熱帯夜続き。これぞ日本の夏(汗)
今日は二日前に仕掛けたバナナトラップを見に行くことにした。関東平野部においてバナナトラップの類はあまり効果が無いというのが常識だが、 樹液場を見つけられないポイントでクワガタの分布を調べるには有効ではないかと思い試して見た。
ポイントMTTLの外灯下に置いたトラップは紐の部分を残してバナナは空になっていた。雰囲気的に他の動物(烏・猫?)に荒らされたようだ。
上り坂脇のクヌギの根元に仕掛けたトラップも観察することはできなかった。トラップ自体が無くなっていて場所を間違えたかと思ってしまった。
なるべく人の目に触れぬよう、目立たなく仕掛けたつもりだったのだが・・。
人為的というより他の動物に荒らされてしまったようだ。根際や地表近くに設置したのがまずかったのかもしれない。
ただ、このポイントには少なからず採集者が訪れていることが分かったので、何らかの虫がいるのは間違い無さそうだ。
(トラップを仕掛けに来た日に自転車2人組を見たし、坂脇のクヌギ付近にも人の気配がした)
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この場所は一旦諦め、ポイントMTFS近辺に残りのトラップを仕掛けてきた。
地表付近を避け、樹上の目立ちにくい場所に設置した。何らかのクワガタが付いてくれれば良いが。
あと気になったのは、MTFS内の樹液出ているクヌギにカブクワがまったく見られなかった。蛾・キマワリ・ゴキブリ位。
この時期、樹液場でカブトを見ない方がめずらしいが、時間が合わなかったのだろうか?
結局観察できたのはMTTLでコクワ♀×1(♂は見る前に落っこちた)、水田墓地でコクワ♂×1のみという結果に。


2007年8月4日(土)1:00頃ポイント栃木県日光市某所
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栃木県の鬼怒川温泉へ旅行に行ったので、夜間の灯下採集にチャレンジしてみた。狙いは高山性のミヤマクワガタだ。
外灯を見て回るのは子供の頃以来の経験なので苦戦を覚悟していたが、使い慣れた手持ちライトを家に忘れてくる大失敗もあり半分ヘコミながらの出発となった。
最初、ホテル街を散策するが目立った成果無し。かろうじてカブト♀×1を確認したのみ。そもそも、虫が飛来してくるような外灯が殆ど無い。 僅かに小型の水銀灯(メタハラかも?)があると、そこだけに虫が飛んできていた。カナブン・蛾・セミ(意外と多い)がメイン。 唯一観察できた前述のカブトも某ホテルの看板下で見つけたのだ。
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街場を諦め、距離はあるが山奥へ向けて散策を続行した。
途中、有料道の料金所付近にてミヤマと見られる轢死体を何体か確認する。既にかなりの距離を歩いて諦めかけていたが、存在を確信できたのでさらに進むことにした。
しばらく歩いていると、1BOX車が背後から近づいて声を掛けて来た。一瞬、拉致られるかと不安になったが「採れましたかぁ?」との事。おじさんだったが採集者でホッとした。
結局、某観光スポットまで来てしまった。何キロ歩いたか考えたくない距離だ(笑)。
自販機や外灯下を念入りに調査する。すると、自販機上のカバー内側に大柄な虫を見つけた。ミヤマ♀だった。
関東平野に在住していると、高標高性のクワガタにはまず出会えないが、人生において初のミヤマGETだ(嬉)。
この他にはノコ♀×2匹観察(←アカアシクワガタ♀の間違い)。期待したミヤマ♂は、生きている個体に出会えなかった。
下見無しの徒歩による外灯回りなので、成果に比べ時間的・体力的コストを多分に掛けてしまったが、今回の経験を次回以降の採集に生かしていきたいと思う。

当日、車にてミヤマ採集場所まで移動したが、夜間踏破した距離に我ながら唖然とした(笑)。
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(上:初採集ミヤマ♀)(下:ミヤマ♂頭部)

※上記ノコ♀と同定間違いしたアカアシクワガタ♀×2匹は、危うくリリースする所だった。
ミヤマ初採集で興奮していて、赤っぽいクワだからノコだろうと勘違いしてしまった。「せっかくだから持って帰れば?」と母が意見しなければホテルのチェックアウト後に逃がすつもりだった。 これにより初採集はミヤマとアカアシの2種となった。
いくつになっても母は偉大だ(笑)


2007年7月31日(火)感想

関東地方は未だ梅雨明け宣言無し。昨年もダラダラと梅雨が続き夏らしい日は数える程少なかったように記憶しているが、結局今年も似たような天候になっている。
明日以降は晴れの日が期待できそうなのでほっとしている。ようやく梅雨明けか?(台風5号来てるけど)
短い夏はすぐ去ってしまう。忙しい中ではあるが、できる限りフィールドへ向かいたいと思う。


2007年7月24日(火)1:00頃ポイント自宅
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夜帰宅すると、駐車場側の外構に大きな虫が張り付いていた。
ゴキブリ?と思いライトで照らして見るとノコギリクワガタのメスでした。今季ノコクワのペアリングはしない予定なので一瞬迷ったが、これも何かの縁と思い採集してしまった。 故にポイント自宅。
実は昨年も自宅にノコが飛翔してきた事があり、近くに発生場所があるのか不思議に思っていた。 自宅周辺も急速に宅地開発が進んでおり、子供の頃ラジオ体操前に通った(笑)雑木林はいくつも無くなってしまった。 こんな厳しい環境下でも、まだどこかで細々と累代を重ねているのかもしれない。
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(下:2006年10月19日自宅庭に来たノコ♂)


2007年7月10日(火)1:30頃ポイントTFP気温20℃位
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梅雨後半で日中は曇り。雨は降らないが湿気っぽい。数週間振りにポイントTFPへ行ってみた。
昨年同時期にはカブト・ノコが多数観察できたが、今日はノコ中歯ペア×2・♂×1・コクワ♂×4〜5・カブト♂×1を確認したのみ。
ノコの発生は例年通りのようだが、カブトの発生がやや遅れているようだ。
コクワは♂ばかりで、早くも♀は産卵行動へと移っているのかも。
このポイントではカブ・ノコ・コクワ以外は見られないが、今しばらく観察を続けようと思う。
おまけで、前回まで見逃していた蔦だらけクヌギで1箇所樹液出ているのを確認した(カブト♂もそこに居たのだ)。
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(上:重なっているが中歯ノコペア)(下:ライトに驚いて落ちてきた手乗りノコ♂)


2007年6月27日(水)21:00頃ポイントU

会社からの帰宅途中に近くのUポイントへ寄ったが、頭上2M位の所に小型の♂コクワ(?)を見たのみでそもそも虫の姿が無い。 ゴキブリやケシキスイすら殆どいない。
日中の気温は28℃以上あり湿度も高く、今も21℃位はあるのに虫が少なかった。何故だろう?
梅雨時期にはこうゆう日もあるのだろうか。月は満月的に丸かったが・・何か関係が?


2007年6月24日(日)2:00頃ポイントMTFS

前回のポイントMTFS調査へ。
道中、水田墓地の蔦だらけクヌギにてノコ中歯ペア観察。近くの木で中型♂コクワも張り付いていた。
で、MTFSは週末ということもありキャンパーが焚き火をしていたり(こんな時間に・・)、メクレクヌギにも小型♂コクワ位しか居なかった。すでに採集されてしまったのだろうか。
沢へ続く道の樹液ダラダラクヌギにもガ・タテハ・ケシキスイ位しか見られなかった。
他にも散策したが、樹液の出ている木を見つけられなかった。やはり明るくないと新規開拓は難しい。
意地になって草薮を分け入っていたら、いつの間にか2〜3ミリ位のトゲトゲした雑草の種を多数付けられてしまった。
靴もズボンも種だらけ・・。やられたー。


2007年6月20日(水)5:00頃ポイントMTFS他
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引き続きポイントMT近辺調査中。
地形図より広葉樹を目標にして散策する。
周辺のゴルフ場の広葉樹は桜の木で空振り。MTFS周辺はクヌギ・コナラが複数あり要再調査。 キャンプ施設等があり遊歩道の下草も刈られていて歩き易い。道端にクワガタ採集のお手本のようなメクレクヌギがあった(目立ち過ぎ)。
洞内に中型♂コクワ×2確認。さらに根元には大型♂コクワの頭部が転がっていた(恐らく50ミリクラス)。
夏休み等には採集圧がかなり高そうだが、道から外れた所で有望な木を見つけられればあるいは・・。
近くに小さな沢があり、空中湿度もそこそこある。ミヤマは無理でもスジクワ位いないだろうか?
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