Breeding2008

虫の飼育記録を日記風に書いてみたら・・。
2008年9月10日(水)ギラファノコギリクワガタ
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観賞用ケースにて管理中のギラファさん。ガラス面が汚れてきたのでリフレッシュ作業実施。
ケース水洗い・チップ交換・餌皿清掃等。かなり綺麗になりました。
ノコ系は短命なはずですが、まだまだ元気。しっかり威嚇してきます。できるだけ長生きして欲しいです。


2008年9月7日(日)スジブトヒラタクワガタ(F3)
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以前より気になっていたスジブトヒラタを新規に導入しました。(本土ヒラタはまだなのにねー(笑))。
明瞭なスジ模様が特徴的。特に雌は無骨な野武士を思わせる雰囲気でカッコ良いですね。
雌雄共、すぐに威嚇してきます。噂通り戦闘的なようです。雌は興奮してるのか歩き回って上手く写真が撮れません。6月羽化個体なのでペアリング可能と思いますが、数日様子見してみます。


2008年9月2日(火)大東ヒラタクワガタ(CBF3)

食痕が殆ど見られず、気になっていたダイトウヒラタの個別管理群をチェックしてみた。
結果は、ビン飼育11個体全て★でしたorz
幼虫の頭部が残っていたのみで、皆3齢で落ちたようです。自作2次発酵マットを使っていたのでマット不良を疑いましたが、同マットでハチジョウコクワは普通に羽化までいってます。
考えられるのは冬季の低温か。常温越冬可能種ということで、特に温室へは入れませんでした。しかも、管理場所が部屋の窓際だった為に温度計の数値以下まで冷え込んだ可能性が・・。
温室内で管理していた産卵セット群が無事だったことを考えると、やはり低温に耐えきれなかったんだろう。南方ヒラタなので越冬は苦手なんでしょうね。可愛そうな事をしました。
ダイトウヒラタの累代は7月17日に産卵セットより成虫回収した♂×1・♀×2のトリオに賭けるのみとなってしまった。


2008年8月26日(火)パプアキンイロクワガタ(CBF2)
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昨年よりのパプキン産卵セットから、最後の1匹と見られる♂(ゴールド系?)が羽化活動開始してました。
親虫♀は2月位に★になっているので、一番最後の子孫だろう。羽化までに6ヵ月位掛かる計算。それにしても早い累代ペースですね。
小スペースで飼育でき、色々な色彩が楽しめるパプキン。他種のブリードを止めたとしても、パプキンだけは手元に残しておきたいな、と思わせる魅力がいっぱいです。


2008年8月11日(月)ヘラクレス・ヘラクレス(CBF1)
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ヘラヘラ♀3回目の産卵セット投入。この♀は今年の3月17日活動開始個体なので、もう5ヵ月近く生きている。そろそろ活動限界?最後のセットになるかも。
1匹でも多くの子孫を残して欲しいと思う。


2008年8月10日(日)グラントシロカブト(F6)他
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先日ペアリングしたグラシロ♀を産卵セットへ引越した。手頃なケースが無かった為、中プラケでのセットとなった。2回目のセットでは大プラケを用意しようと思う。

○ヘラクレス・ヘラクレス(F2)
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ヘラヘラ♀(CBF1)産卵セット2回目分の採卵を実施した。
採卵時期が予定よりが遅くなったせいで、初齢〜2齢幼虫での回収となった。初齢×4、2齢×5、卵×3回収する。
もう少し多く回収できると良かったが、連日の猛暑で飼育温度も高くなりがちな状況下で良く頑張ってくれた方かもしれない。


2008年8月7日(木)パプアキンイロクワガタ(CBF2)他
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先日活動開始したパプキン♂(ゴールド系)と♀×2(ゴールド・レッド系)でペアリング・小プラケ産卵セットへ投入した。
これでパプキンの産卵セットは計3つになり、万全の累代体制となった。多くの子孫を得たいと思う。

○グラントシロカブト(F6)
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7月に活動開始した2匹目の♀と、スタンバイ中の♂でペアリングしてみた。
成熟は問題無いようで、すんなりと交尾成立しました。グラシロも確実に累代したいので、先に産卵セットしたケースと併せて2セット用意したい。


2008年8月6日(水)ハチジョウコクワガタ(WDF2)他
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予定より遅くなったが、ハチジョウコクワガタB系統(6月8日:割カス保管ケースより回収)の産卵セットを組んだ(小プラケ)。
個別管理のA系統個体群もそろそろ羽化し出しているようなので、もう1セット用意する予定。

○大東ヒラタクワガタ(CBF3)
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大東ヒラタ♂×1・♀×2(7月17日:放置産卵セットより回収)。この個体で産卵セットへ投入した(シール容器に産卵木×1+割カス等)。
本来は普通に割り出した個体でペアリングしたかったのだが、大東ヒラタで生存確認できているのはこのトリオのみで、個別飼育群は蛹室や食痕が全く見当たらず生きているかどうかも分からない状態。
確実に累代したいので、先ずは先発部隊に頑張ってもらうことにしました。


2008年8月2日(土)パプアキンイロクワガタ(CBF2)
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パプキンの雄はブルー雌とペアリング中の個体のみであったが、本日待望の♂(ゴールド系)が羽化活動開始してました。
これでスタンバイ中の♀×2(ゴールド・レッド系)とペアリングできそう。近日中にセットしたいです。


2008年7月24日(木)ギラファノコギリクワガタ
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5月上旬、虫友T氏よりビプラギノコと共に頂いたギラファさん。ようやく活動始めました。
羽化後直ぐに取り出されたのかもしれないが、長い時間(2ヵ月以上)寝てました。ゼリーも食べているので一安心です。
この個体はリビングの観賞用ケースにて管理しているので空調も問題無く、長男に餌やり担当を任せました。
ギラファは次男もお気に入りなので、できるだけ長生きしてもらいたいです。


2008年7月19日(土)ヘラクレス・ヘラクレス(CBF2)
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5月27日に採卵したヘラヘラ卵達が孵化しているようなので個別回収しました。
結果は初齢幼虫×12・卵×1でした。卵23個回収なので50%位の孵化率か。強健な種なので、本来はもう少し孵化率高くても良さそうですが。 初回の採卵分なのでこれだけ回収できれば良しとしよう。
2回目セット分は既に♀を取り出し、採卵待ち。♀は中プラケにて体力回復中。こちらに期待しよう。


2008年7月17日(木)大東ヒラタクワガタ(CBF3)
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昨年より、割り出しせず産卵セットのまま管理(放置?)していたケースを暴いてみた。
結果は♂×1・♀×2成虫回収でした。しかし、既にバラバラ★個体もいたので本来は2〜3匹多く回収できたはず。ゼリーはセットしていたがケンカしたようで、♂の胸部に数ヶ所噛み合ったような傷が見られた。
このケースは2セット目で、1セット目の方は割り出し回収しているものの、まだ羽化しているのか不明。ていうか生存してるかも分からない(ビン飼育で外観から確認不能)。
この子達で累代させるか考え中です。


2008年7月13日(日)グラントシロカブト(F6)他
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ペアリングしていたグラシロ♀を産卵セットへ引越しました。大プラケにカブトマットを7割程度詰める。
実は同居中、交尾成立したかどうか未確認なので少し心配。さて、どうなることやら。

○パプアキンイロクワガタ(CBF2)
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6月に羽化した3人娘(?)のうち一匹がブルー系♀だったので、単独で産卵セットを組んでみました。
♂は既に産卵セット内に投入していた個体をお引越し。現状、唯一の♂なので仕方ない。5月羽化個体だがもう少し頑張ってもらうことにします。


2008年7月6日(日)グラントシロカブト(F6)
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少しペアリングが遅くなったが、グラシロ♂・♀を中プラケにて同居させました。
お嫁さん(orお婿さん)を迎えようかとも考えましたが、この血統は体色もまずまず白く、黒点も少ないのでもう1世代累代させてみることにしました。
ここ数日、飼育部屋の温度がかなり上がってきているので(28〜29℃位まで上がる)、同居中はリビングにて管理することに。
飼育部屋の冷風機も稼動始めましたので、飼育下でもいよいよ夏到来を実感です。


2008年6月9日(月)グラントシロカブト(F6)
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ようやくグラシロの♀が活動し始めた。ゼリーもすぐに食べたので成熟しているようだ。あんまり白く見えないが、乾燥するともう少し白くなるかな?
これで我家のグラシロは♂×3・♀×1が羽化、活動したことになる。残すは蛹♀×1のみ。累代をどうするか考え中です。


2008年6月8日(日)ハチジョウコクワガタB系統(WF1)
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昨年割り出した後の割カスをシール容器にて保管していたが、本日確認したら立派な♂(約38mm)×1・♀×1がいました。
幼虫がいるのは確認していたが、無事に蛹化・羽化できたようだ。殆どノーメンテだったが、離島コクワで38ミリ位なら十分です。割カスと言えど、万が一を考え保管しておくべきですね。


2008年6月1日(日)グラントシロカブト(F6)

一向に出てくる気配の無いグラシロの雌達。気になったので蛹室を少し削って確認してみました。
雌と見られる個体は2匹。1匹目は成虫のおしりの方しか見えませんでしたが、確かに羽化してました。多分雌でしょう。
2匹目はまったく動く気配が無いので慎重に削って見るとまだ蛹やってました。雌なのは間違い無かったですが。。
何とかペアリングはできそうですが、累代も進んでいることですし、別血統の導入も検討した方がいいのかな?


2008年5月27日(火)ヘラクレス・ヘラクレス(CBF1)他
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5月8日に産卵セットへ引越ししたヘラクレス♀。様子見を兼ねて暴いてみた。
セットをひっくり返して♀を回収。別ケースに避難させた後、少しずつマットを調査した。 結局、23個の卵を採卵できました。楕円形の物や丸々と膨らんだ物等、状態は色々だけど取り敢えず無精卵ではないようです。
マットを戻してセットを再構築。頑張ってくれたメスには栄養補給後、また入ってもらう予定。 カブトの採卵は久しぶりでしたが、慎重に作業していたら1時間以上掛かってしまいました^^;)

○グラントシロカブト(F6)
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こちらは元気に蛹室を壊して出てきたグラシロさん♂。
後食も始まっているのでペアリングOKかな?しかし、肝心のメス達が未だ蛹室から出て来ません。
羽化不全で★っていうことは無いと信じたいが、オスの方が先に活動開始しているのは何故?現状、♂×2(後羽不全含む)活動しているが、蛹室から出て来ない個体があと3匹いる。 その内2匹は蛹室の大きさからメスだと考えているが、さて。どうなんだろ?


2008年5月22日(木)パプアキンイロクワガタ(CBF2)他
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本日パプキンの産卵セットを組んでみた。雄が蛹回収した一匹のみなので失敗は許されない(笑)。
中プラケにコナラ産卵木×2本を用意。篩通しクヌギマットで半埋め込みとする。マットの水分量はやや多め。 普通ならマット上に転倒防止用の木片を入れたりするが、パプキンクラスの超小型種ではそれも障害物になりうるので特に何も入れません。
このセットに♂×1・♀×2を投入した。雌の方は先に羽化・活動しているのでペアリングに問題は無いはず。雌同士で喧嘩しなければ良いが・・。

○グラントシロカブト(F6)
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羽化不全の個体が後食を開始した。っていうか★になるかもー、と半ば諦めかけていたのだが、とりあえず良かった。 後羽切除した際、少し流血させてしまったので心配していたのです。ペアリングは無理かもしれないが、なるべく長生きさせてやりたいと思う。
他に4個体いるのだが、まだ蛹室から出てくる気配がありません。低目な管理温度(23℃前後)のせいか、のんびりしているようです。

○ビプラギアトゥスノコギリクワガタ(累代不明)

先日セットしたビプラギですが、ケース底面より卵らしき姿を3つ確認。さすが爆産種。 狙い通り数匹子孫が得られるといいなぁ。


2008年5月18日(日)ビプラギアトゥスノコギリクワガタ
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虫友T氏より頂き物。あまり馴染みの無い名前だが、色虫系のノコ。東南アジアが産地で小型、短歯が特徴。 残念ながら累代・産地不明個体との事なので、無計画に増やす訳にはいきません。調べた所、かなり爆産するらしい。
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ので、産卵セットはこんな感じ。小プラケにコクワ飼育で使用済みの材を加水して再使用。かなりボコボコですがこれで良し。これを2次発酵マットの残りと篩通しマットのブレンドで半埋め込みとした。
材・マット共産卵するそうなので、こんな環境で4〜5匹得られれば良いかなー、と。長歯型が出るとかなりレア。パプキンと共に色彩を楽しみたいと思う。
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セットして様子を見ていたら、雄があっという間に雌を探し出し交尾成立しました。早っ。伊達に爆産種ではないですね。気を付けましょう(笑)。


2008年5月17日(土)パプアキンイロクワガタ(CBF2)
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先日回収したパプキン幼虫。この子達が本日、こうなってました。
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はい、全部蛹化してます(笑)回収危機一髪。3匹共雌みたい。
とにかく蛹化不全にならなくて良かった。結局、羽化不全の♂×1は★になったので累代に不安が残るが、何とか頑張ってみようと思う。


2008年5月13日(火)パプアキンイロクワガタ(CBF2)

温室内にて産卵セットのまま管理(放置?)しているパプキンケース。
どうもマットが乾燥気味らしく、またしてもマット上で前蛹になりかけてる個体を発見した。
現状、♂×2・♀×2羽化回収済みだが、その内♂×1が羽化不全で★になりかけてる。マット上で脱皮完了出来なく、あばれていた個体だ。もう一匹の♂は無事だが、やはりマット上で蛹回収している(4/21)。
今日は時間が取れないが、これ以上蛹化・羽化不全を出す訳にはいかないので明日回収する予定。もともと割り出し時期を逃してそのままにしていたので、全て個別管理にしたい所だが・・。


2008年5月8日(木)ヘラクレス・ヘラクレス(CBF1)
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先月より活動開始したヘラヘラ♂ですが、食事も良く取り活発に動き回っているのでペアリングすることに。
♂のケースに食事中の♀をそっと入れてみましたが微動だにしません。暫く観察していましたが♂は全く動く気配無し。どうも♂の方が人の気配や明かりに敏感なようで、警戒しているのか全然動きません。 仕方ないのでそのまま飼育部屋へ戻し一晩放置しました。
朝出勤前に見たところ、マットに潜ろうとする♀に乗り掛かっている様子が見えたのでヤル気はあるみたい(笑)。とりあえずそのままにして帰宅してから作業しました。
現場は確認できなかったが交尾は成立したと仮定して産卵セットを用意する。小型衣装ケースにカブトマットを6〜7割。その内半分以上を転圧し固詰めする。♀を入れると、いそいそと潜って行きました。
この状態で2〜3週間様子を見て、再度ペアリングするか決めたいと思う。


2008年4月24日(木)グラントシロカブト(F6)他
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3月8日にマット上で蛹化していた個体が羽化したが、懸念した通り羽化不全となってしまった。
脱ぎ捨てた皮の上で仰向けになっていたので、丁度左羽の乗り上げた部位が変形し不全になったようだ。人工蛹室に移すべきか迷っていたのだが、可哀想なことをしてしまった。
さらに悪い事に、畳めなくなっていた後羽を切除したら一部癒着していたようで、組織を傷つけてしまった。少し流血が見られた。 とりあえず血は止まったが、助かるかどうかは運次第かも。
今後は羽化不全対策をしっかりしなければ、と思う。

○パプアキンイロクワガタ(CBF2)♀×1
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先日回収したパプキン♀の画像がこれ。元気にゼリー食べてます。既にブリード可能なようです。
体色は普通ですが、親虫と同じく足が青いです。蛹♂も間もなく羽化するのでペアリングには間に合うかな。他の体色発現性も確認してみたいところです。


2008年4月21日(月)パプアキンイロクワガタ(CBF2)
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何気なくケースを見るとパプキン♀がマット上を徘徊してた(!)さらに、ケース側面に見えていた♂蛹がマット表面に転がっている(汗)。
急いで♀を回収しプリンカップに。蛹の♂もマットに窪みをつけてプリンカップに回収する。外気温の上昇と共に簡易温室内の飼育個体の活動も活発になってきたようだ。 飼育部屋の片付けを急がないと成虫管理もままならなくなってきたorz。


2008年4月14日(月)ヘラクレス・ヘラクレス(CBF1)
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ヘラヘラ♀の餌交換中に、前述の♂ケースを除いてみるとマット上に出ていました。蛹室に穴を開けたので気になって出てきてしまったのだろうか?
急いで餌ゼリーセットしたが動きが緩慢で、触覚を動かす位であまり反応が無い。後食はまだなのかな?
雌同様、目立つ傷は無いようで角曲がりもあまりなさそう。今日は触らないようにして、しばらくそっとしておくことにしよう。


2008年4月10日(木)ヘラクレス・ヘラクレス(CBF1)
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活動開始したヘラヘラ♀ですが、餌が少なくなると暴れて子バエ除けシートをブチ破るので簡単にセッティングしました。
羽化後そのまま飼育していたのでマット量が多く、すぐケース蓋に手が届いてしまうのでマット入れ替え。篩通し後に残った粗いマットを使用。 餌皿にゼリーセットしてとりあえず完成。
ついでに個体をよく観察してみると、目立つような傷等無く比較的綺麗に羽化できたようだ。体長は70ミリ位かな? もう一方の雄と見られる個体の方も気になるところ。蛹化してからかなり時間が経っているので暴いてみることにした。
マットを掘っていくと縦長の蛹室が出てきた。スプーンで少しだけ穴を開けてみると、丁度雄の顔と頭角が覗いて見えた。 ライトを当てると眩しそうにしていたので、そっと穴を塞ぎ無理に取り出さないことにした。取り敢えず♂の羽化を確認できたので今日はこれで良しとしよう。
何とかペアリング可能な程度の羽化ズレですんだようだ。


2008年3月18日(火)色々

やはり出勤前のチェックで、簡易温室内ハチジョウコクワガタA系統(WD)のケースに小ぶりな個体が3匹、空になりかけのゼリーカップ内にいるのを確認。
確か♀×1だったはずだが・・。知らない間に子孫が羽化したらしい(汗)。
何気にアカアシクワガタ(WD)ケースを見ると、幼虫が一匹確認できた。知らない間に累代成功していたらしい(大汗)。
外気温の上昇と共に各個体の活動が始まってきた印象。現状、飼育部屋が乱雑で満足に虫の世話ができないような環境になっている。 早く部屋掃除して体制を整えないと、せっかくの累代成功種が皆極小個体になってしまいそうだ(ダメじゃんね)。


2008年3月17日(月)ヘラクレス・ヘラクレス(CBF1)

出勤前にケースを覗いて見たら、ヘラヘラ♀が大暴れしているのを発見。マットを引っ掻き回し子バエ除けシートもブチ破る。
長いこと寝ていたようだが、ようやく活動開始らしい。見た感じ羽化不全等無く、元気そう。国産カブよりかなり大柄な雌だ。 今日は時間が無いので餌ゼリー入れるのみ。後日ちゃんと飼育ケースセッティングする予定。
もう一匹の方が雄であるかどうか、非常に気になる(こっちはまだ蛹やってる)。


2008年3月8日(土)グラントシロカブト(F6)
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前回のマット交換時に前蛹間近の個体がいたが、今日ケースを観察したらマット表面で蛹化していた。
それなりに頑張ったようで、マット表面に浅い凹みを造ってその中で蛹化したようだ。幸い蛹化不全にはなっていない様子。 小柄な♂になりそうですが、元気に羽化してくれる事が何よりです。


2008年2月24日(日)グラントシロカブト(F6)他
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ケース内のマットが萎縮して半分位になってしまったのでマット交換実施。
@29gA27gB30gC21gD未計測
皆無事でしたが、Dの個体はケース底面より前蛹らしき姿が見えたのでマット交換せず。乾燥防止にマットを少し追加してそっとしておいた。
Aはかなり前蛹間近のようで、殆ど動けないようだった。様子を見て人工蛹室作らないとダメかな?
今年はようやく成虫の姿が見られる訳で、とにかく無事に蛹化・羽化して欲しい。

○パプアキンイロクワガタ(CBF2)幼虫×2
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餌ゼリーがまったく減らなくなっていたので、かなり前に♀は★になっていると思われる。
産卵木周辺に木屑が溢れていたので持ち上げて見たら、木が半分から割れていて2齢(?)幼虫が2頭見つかった。おしりの部分が他のクワガタに比べ細長いのが特徴的だ。
もう1本の産卵木周辺にも木屑が溢れているので、あと数匹は幼虫がいるんじゃないだろうか。
今日は割り出しの準備をしていなかったので、そっと元に戻しておいた。初めての色虫でしたが、何とか子孫を得られたようです。


2008年1月1日(火)飼育状況再確認

○パプアキンイロクワガタ(CBF1)♀×1
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久しぶりにケース内確認した所、巨大なキノコが発生していた(!)カブクワ飼育にキノコは付物なので今更驚かないが、 中プラケいっぱいに成長した物は初めてだったのでかなりヘコんだ。
で、収穫祭。キノコ手前に写っているのは★になったパプキン♂。8月下旬羽化で、ペアリング後もずっと同居させていたので寿命かもしれない。 頻繁に交尾もしていたので頑張ってくれたと思う。キノコが実体化する程放置しなければもう少し生きただろうか?
♀はまだ健在で産卵木を齧ったりしているので幾らかの子孫は得られるのでは、と期待している。ケース外観から幼虫の姿は確認できないので、産卵木内にいるのだろうか。

○ハチジョウコクワガタ(WD)A系統:♀×1幼虫×6・B系統:♀×2
A系統 :♂(28ミリ)・♀×1が年末に落ちていた(2007.12.12★確認)
      加水している時、飼育ケース底面にて蛹化している個体確認。危うく溺死させる所だった。
B系統 :ケース底面に幾つか幼虫が見えているが、未回収なので数は不明。

両系統共、温室管理を継続しているので成虫は寿命で落ちたようだ(2006.10.01採集個体)早めに冬眠させていればもう1シーズン生きただろうか?
ただ、コクワで2冬越しはやや難しいのでこのまま活動させようと思う。割り出しのタイミングを逃してしまったので蛹化個体が数匹いるようだ。無理せずこのまま管理することに。

○大東ヒラタクワガタ(CBF2)♂×1幼虫×11
♀が★に(2007.12.12★確認)。ケース内に幼虫複数いる様子。早めに回収したい所だが、♀による捕食の心配が無いのでもう少しこのままでも平気かな?

○ミヤマクワガタ(WD)ケースのみ
○アカアシクワガタ(WD)♀×2
割り出し確認せず、室温管理のまま放置している。ミヤマの方は期待薄だが、アカアシは無事越冬しているようだ。幾らか幼虫もいるのではないだろうか?春先にでも暴いて確認したいと思う。

○ヘラクレス・ヘラクレス(CBF1)蛹×2
昨年12月に雄と見られる個体も蛹化していた。これが本当に雄なら、同10月下旬に蛹化した雌と見られる個体との羽化ズレも何とかなる範囲じゃないだろうか。
両方雌っていう可能性も否定できませんが。とにかく無事に羽化して欲しい。

○グラントシロカブト(F6)幼虫×5
そろそろ蛹化してもよさそうだが、まだ幼虫やってます。もう1回マット交換すると蛹化したりするんだろうなー。

飼育種はなるべく厳選しているつもりだが、各種累代が進めば今より管理に時間が掛かるようになるだろう。効率的に作業する事がますます重要になってきた。


Breeding2007

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