ことわざの秘密を暴く  第一夜 - 棚からぼた餅



世の中にはたくさんのことわざが存在する。
しかし、最近の若い人間はことわざをちゃんと使えているのだろうか。
そのような心配が私にこの筆をとらせるきっかけとなった。
特に若い人に読んで、そして覚えてほしい。
そして無駄に時間を消費する楽しさを覚えようではないか。

第一夜:棚からぼた餅

実際使っている人を滅多に見ない割には有名なこの言葉。
なぜぼた餅なのだろう。
ぼた餅とまで指定しているのだ。
他ではだめな理由がきっとあるに違いない。
しかし、これから察するに情報は「棚から」という部分だけである。
これから考察してみよう。
まずは、棚の形状を考えてみよう。
囲むようにして物を収納する文明の利器である。
木でできたものもあれば、石でできたものもある。
鉄の場合も少なくない。
ヘンデルとグレーテルで出てくるお菓子の家の棚はさしずめ酢昆布から出来ているだろうか。
この中にぼた餅を入れるのである。
一見何の関係もないように見えるが・・・。
隠された関係を暴き出すために頭をフル回転させる。

物には目があるのをご存知だろうか?
目とは言っても物を視覚的に捕らえるための器官という意味ではないが。
簡単に言えば人間で言う弱点である。
その目と言うのは例えばトンカチ等で軽く叩くだけで大木を倒すことが出来るという。
つまり、棚には弱点があるのだ。
それをガードしなければならない。
つまり、ぼた餅はショック吸収のための衝撃対策となっているのではないか?
つまりこの棚は壊れてはまずい棚なのだ。
と言うことは、この棚自体が高価な物、または棚の中に見られてはまずい何かが埋め込まれている。
とは考えられないだろうか?
しかし、この棚は実際高価なのだろうか。
今度はこれをら検証してみよう。
そのための情報はぼた餅。
それしかない。
しかしぼた餅は置くと汚れるのではなかろうか。
くっついたり、表面にまぶしてある粉末状の物質がこびりついたり。
と言うことは汚れても問題はある程度無いと判断できる。
一般的に高価なものは汚れるのも嫌う人間は多い。
ここからそんなに高価ではないと言う事が創造できる。
違った、想像できる。
危うく本心を書いてしまった。

気を取り直して次へと進もう。
棚は高価ではないと判明した。
では何か秘密が隠されているのだ。
これを暴かねばならん。
では、何が隠されているのだろうか。
棚の中に入るようなもの・・・紙などの薄いものが妥当だと思うのだがいかがだろうか。
ではその紙には何が書かれているか。
紙と来て隠さなければならないもの・・・へそくり、宝の地図等だろうか。
つまりはお金またはお金に関係してくるもの、だ(断定)
これでこの「棚からぼた餅」の意味が判明してくる。

まとめると、棚があり、その上にはぼた餅がある。
ぼた餅がもし落ちてきたとしたら・・・棚の「目」があらわになる。
そうするとそこに衝撃を与えると棚は壊れる。
壊れたらその中に入っていたお金に関係してくる紙状の物が出てくる。
こういうことで棚からぼた餅が落ちてくると裕福になれる・・・かも。
と言う意味と見たが、深く考え過ぎである。

ではまた次回まで。



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