再生



しばらく書いてなかった。
なぜか。
天啓が降りてこない、という訳ではなく、電波が届かなくなった、という訳でもない。
単に、ネタがないのだ。
たった30前後の話を書いてネタ切れとは如何に話題のない男だろう。
他の人たちはどうやってネタを作ってるのだろう?
私自身かなりつまらない生活を送っているのかもしれない。
波瀾などなく、平平凡凡とした切ない人生だ。
そんな人生を面白いと思う人はそうそういないだろう。



ところで、そろそろ復活させないと、この文章により生存確認をしている人にとっては私は死んでいるのではないか、と思われそうだ。
そんな人がいるかどうか不明だが。
ちなみに、生存確認とは読んで字のごとく生きているかどうかを確認することだ。
生存確認の一例を書いてみよう。
1.確認したい相手に電話する。
2.ここで電話に出たら生きている。
 出なかった場合、留守電に切り替わればまだチェック可能、3へ進む。
3.留守電に何でも良いからメッセージを残す。
 できるだけ突飛なメッセージを残すことをお勧めする。
 私なら「ちょこっとLOVE」をフルコーラス歌ってみるところだ。
4.その直後、もう一度電話してみる。
 この時、留守電に切り替わる呼び出し回数が一回目と違うなら安心して電話を切り、5へ進む。
 また、呼び出し回数が同じ場合もちょっとはらはらしながら切り、6へ進む。
5.数日後、再び電話したとき呼び出し回数が元に戻っていれば“何者かがその電話の留守番機能を一度解除した”事になる。
6.多分、電話の内容に驚いて向こうから連絡してくるだろ。
いかがだろう。
留守番電話の初期設定は大体は留守番メッセージが入っていると早いうちに留守番機能に切り替わることを利用した生存確認だ。
が、良く考えるとこれは生存確認じゃなくて在宅確認ではないかと思うがまあどうでもよし。
で、何が言いたいかというと、私は生きている。



そんなこんなでここまで書いてみたがまだネタが出ない。
と今後ろを振り返ったら同僚の人が私を呼んでいる。
何か分からないが行ってみたら
「これ、どう思う?」
と自画像らしき絵を描いていた。
ここはどういう職場なのでしょうか。



さて、ここまで書いたところでネタが見つかった。
では、次の文で。



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