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やねうらおさんのyaneSDK4Dに対するC#への移植を行っています。yaneSDK4の候補言語としてC#の名前も挙がるもあえなく落選、C#好きの私としては残念極まりないので、移植をはじめました。
C#にすると何が嬉しいのか?
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言語仕様だけ比較するとDからC#へわざわざ移行するほどのメリットはありません。しかし、生産性の高い開発環境(VisualStudio.NET)や充実したライブラリが魅力です。また、Monoが普及したり、Longhornが出た暁にはきっと飛躍する・・・と思いたい。
移植方針
yaneSDK4Dとの互換性第一です。C#のネーミング規約ではメソッドの始まりは大文字だとか、プロパティを使えばもっとエレガントになるとか、そういうのは二の次です。ただ、コメントについてはC#の形式でいきたいと思います。
↑のハズだったんですが、後継のyaneuraoGameSDK.NETが開発されるのでyaneSDK4Csについては独自の拡張を入れていこうかと思います。
VB.NET対応は?
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CLSに対応しました。また、サンプルとしてVB.NET版ニョキニョキ♪ゲーのソースを同梱しています。しかし、yaneSDK4Cs.sdlやyaneSDK4Cs.openglなどのSDL,OpenGLラッパーはC#から呼び出すことしか想定していません。
Mono対応は?
Mono 0.31 on Linux(Fedora Core 1)にて動作確認。Sample1〜7が正常動作することを確認しています。ソースからコンパイルするときは/d:LINUXオプションをつけて下さい。ただ、Win32版Monoではガベージコレクトが発生すると10秒くらい固まってしまいます。Mono 1.1.2で正常動作することを確認。
ダウンロード
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C#版yaneSDK4です。ここからダウンロードして下さい。
スクリーンショット
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yaneSDK4Cs on Linux
リンク
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更新履歴
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2004/11/27 yaneSDK4Cs1.0.1公開。
ScreenクラスでSDLライブラリの初期化を行っていたため、Screenクラスを呼び出す前に他のクラスを使用すると動作しないケースがあったので、初期化のタイミングを変更。Win32版Monoでタイトルバーのキャプションが文字化けしないように修正。Linux版は未対応。Screen.bltのオーバーロードを追加。
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2004/11/20 yaneSDK4Cs1.0公開。
ここからバージョン番号をつけることにします。でも、1.0となったからと言って品質が上がったわけではありません。(^^; Surfaceのbltメソッドにケアレスミスがあったので修正。getPixelメソッドの追加。指定した位置の色情報を取得できます。
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2004/11/18 yaneSDK4Cs0411182130公開。
Surfaceクラスにキーカラー指定bltメソッドを追加。タスク関連のクラスを追加。
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2004/10/17 yaneSDK4Cs0410172241公開。
ScenarioTextDrawを簡易実装。HTMLタグを使ってテキスト描画が出来るようになりました。現状で対応しているタグは、font,br,b,i,uです。使い方についてはsample/omake/Sample01を参照ください。あとは、vector,listあたりのバグ修正など。
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2004/10/15 yaneSDK4Cs0410152200公開。
サーフェスクラスのメモリリーク修正。マウスの現在位置を正しく取得できるように修正。
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2004/09/22 yaneSDK4Cs0409222327公開。
Fontクラスのメモリリーク修正。
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2004/04/13 yaneSDK4Cs0404132200公開。
CLS対応。
細かなバグ修正。
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2004/01/29 yaneSDK4Cs0401292120公開。
yaneSDK4Dα8、Sample7(ニョキニョキ♪ゲー)移植。
GLUポーティング。
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2004/01/24 yaneSDK4Cs0401241509公開。
yaneSDK4Dα7を移植。
Coroutineの実装をFiberからThread+同期イベントに。
Managed C++コードが無くなりC#一本化。
yaneSDK4Cs.native.dll廃止。
- 2004/01/17 yaneSDK4Cs0401171204公開。
OpenGLを自前でポーティングするように変更。