基礎演習:性格から見る村雨の魅力
いきなり管理人の狂いっぷりをお目にかけるお題であります。でもこの辺りは妄想の基礎ですからね。
一言で説明しろとなると『アニキ』で済んでしまうのですが、それで終わりではあまりに芸がありません。と言う訳で今少し詳細を語って参ります。ま、ま、皆さんお楽に。
1:アニキと言うこと。
ではまず村雨がアニキであると言う実証を挙げねばなりますまい。これはやはり19話の村雨戦を持ってきたい所です。手許の攻略本によりますと村雨側の陣営は村雨+手下16人となっております。
村雨は別段権勢欲の強いタイプでは無かろうと思いますので手下作りに奔走した訳でも無いでしょうに、16人はいる訳ですよね。たかが16人、されど16人。運と腕力だけで集まる人数ではありません。
更にいくら遊び半分とは言え、相手にするのは新宿辺りでは一応名の通った真神総番の醍醐であり、京一である訳で…決して楽に勝てる相手では無いのは承知の上でこの16人が参加してるとすれば。慕われてるなぁサメ!と思って間違いではない、ですよね?関係ないけど戦闘配置で見るとサメ、棒倒しの棒みたいですね。
もう一つ証拠を挙げるとするならば、設定及び方陣技等で推察する友人関係。名前を列挙すれば御門・如月・壬生・芙蓉・マサキ。共通項は明らかに『友達いなさそう』である点に注目です。(爆)いや、俺は皆好きですし、マサキは境遇に因る所が大きいのですが…。
この人付き合いに多少難があり、特にそれで不自由を感じていない面々とお友達してると言う事から、コミュニケーション能力がずば抜けて高い事が想像されます。…面倒そうな人にばっか付いて行ってるとも取れますけど(笑)。
言い方を変えれば人に対する好奇心が高く、かつ他人の気持ちが人一倍わかり、面倒見がいい、てな事になりましょうか。
人望と交感能力。これはやはりアニキの魅力でありましょう。
2:大人で、コドモ。
何はさておき18才という事を忘れない様にして読んで下さい。よろしいですか。
さて、これまでの間にワタクシ村雨はコミュニケーション能力が豊かなアニキだ、と申し上げてきましたね。そこから発展させて参ります。
ところで人付き合いの要って何だと思いますか。まぁ私だって確とした事が言える程経験も実績もある訳じゃないスけどね。でも「人との距離の取り方」って、かなり大きいと思いませんか。
触れてほしくないところには触らず、冷たくは感じさせない程度の、近すぎず遠すぎない距離を保つ。
人との間の掌握は対人関係において最強のスキルであり、村雨は運の他に天賦の才としてこのセンスを有しているのではないかと思うのです。…実のところわしにとっては強運以上に羨ましいセンスであります。
で、そういう所はそこいらの大人よりずっと大人びているわけですが。何がガキかというとですね、他人の事はよう見えてる癖に、肝心の自分の足下が見えてないのではないかと。
長所は短所の裏返しとも申します。こう言った場合に相手がどう感じ、何を考えてこっちに返してくるかの読み取りはすげぇ上手だと思うのですが、上手なだけに相手の気持ちや立場を酌みすぎてしまうんじゃないかと思うのですね。
その結果、言う前から自分の要求を取り下げたり、最初から妥協点を想定して提案したりする事が往々にしてあるんじゃないかなーとか想像する訳です。
言うてしまえば聞き分けの良すぎるマセガキ。つまり酌む方は得意でも晒す方は慣れてないんですよ、俺様体質の癖に。案外言ってみれば済むような事を、意識無意識ひっくるめて一人でぐるぐるしてる感じ。なまじ器用なもんだから、その辺で割り食ってるんですな。
そして割を食ってる事に気が付いてない…と言うか、割を食うのがオトナの態度とか思ってそうな辺りがほんっとにコドモだなぁと。男は黙ってと言うけれど、健さん気取るにゃぁ十年早いよオマエ(笑)
アレですね、自分の体調の変化に気が付かずに無理を重ねていきなり倒れる様な、どう見ても大丈夫じゃない時に大丈夫だと言い張る様な。頼りになっても一人で置いとくと危なっかしいとこがいかにもコドモ。弱味を見せたがらない意地っ張りの様子がまたコドモ。あぁ可愛いなぁ。
以上、基礎演終了。