(59)ワインの栽培


      

「省エネさ」トラクターから降りて来たジョン、私と同年配。「ブドウの手入れも大変だ
ね」「1年間通してさ、生き物は手間がかかるよ」先祖からの農家で二人娘とマーチンの
4人家族。外で絵を描いてる時知り合いになる。車幅ギリギリの間隔でぶどうの木が泓
に並ぶ、枝落としに丁度いい1m程の高さ。春の新芽に始まって、枝葉落とし、消毒、土
耕し、秋のブドウ狩り、落葉、枯れ枝切り等々、「手間をかける程いいワインが出来るよ
」と話す。「農協には、出荷しないの」「半分ね」後は自家製の醸造所CAVEでワイン
作り。JHONE・DAVIDの銘柄で販売している。プロヴァンスには、道々に自家製
ワイン売りますの立看板を見る。それぞれの味があって飲み比べるとおもしろい。夏には
、ワインフェスティバルもあって各CAVEの試飲が出来る。総称COTE DE RH
ONEの名で日本にも輸入されるようになった。「A VOTRE SONTE乾杯! 」

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(60)自力のプール・家作り